
こんにちは、SHIHOです。
クレジットカードは、手元に現金がなくてもショッピングができたり、海外旅行保険がついていたりする非常に便利なものですが、実はキャッシングもできるってご存知でしたか?
クレジットカードのキャッシング機能は、日本国内だけでなく海外のATMでも手軽に利用できます。
海外のATMは24時間営業している場合も多いので、いつでも現地通貨を引き出せて便利ですね。
「でも、日本でもキャッシングなんてしたことがないし、具体的にどうすればいいのか分からない!」
「キャッシングって、利息が高そうで心配・・・」
そんな読者様のために、キャッシングの基本から返済まで、色々と調べてみましたよ~。
日本で現地通貨を両替して持って行くよりも、現地でキャッシングした方がお得な場合があるようなんです。
さっそく見ていきましょう!
■目次
クレジットカードのキャッシング機能ってなに?

クレジットカードには、買い物をしたときに代金を支払う“ショッピング機能”と、カード会社からお金を借りて現金を引き出すことができる“キャッシング機能”があります。
カード会社からすると、ショッピング機能でもキャッシング機能でも、私たちにお金を貸していることには変わりがありません。
どういうことかというと、例えば2万円の靴を購入するとして・・・
- 2万円をキャッシング→カード会社が私たちに2万円を貸している状態
- ショッピング機能を利用して購入→1か月後に2万円をカード会社へ支払う(=カード会社は支払日まで私たちに2万円を貸している状態)
ということで、どちらもお金を貸していることは同じなのです。
だから、クレジットカードでお金を借りることができるんですね。
クレジットカードのショッピング機能とキャッシング機能の違いは?
では、ショッピング機能とキャッシング機能は、何が違うのでしょうか。
クレジットカードでショッピングした場合、支払日に一括で支払えば手数料はかかりません。
クレジットカードでキャッシングした場合は、私たちはカード会社に、“お金を貸してくれてありがとう”の代金、つまり金利手数料(利息)を支払う必要があります。
手数料がかかるか、かからないか、ここがショッピング機能とキャッシング機能の違いなんですね。
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海外でクレジットカードのキャッシングを利用するメリットって?
安心で、安全。盗難対策としてのキャッシング

海外に行く際には、現地通貨の現金が必要ですよね。
キャッシュレス化が進んでいる欧米でも、交通費や食事代、チップ、屋台や市場での買い物など、現金が必要な場面はあります。
でも、日本から多額の現金を両替して海外で持ち歩くのは、安全面でとても不安です。
盗まれたらどうしよう!と、必要以上に警戒ばかりしていても、せっかくの海外旅行を楽しめません。
逆に、海外でテンションが上がりすぎて、ちょっとした気のゆるみからスリや置き引きなどの盗難にあってしまうかもしれません。
旅で盗難発生。被害にあった大学生にドル握らせた。
でも、これ、現金だけ持って初海外初インド来て、騙されて、泣いてた私に諭吉を貸してくれて、後日何回連絡しても、次に困った旅人が居たらその子にあげてって、受け取ってくれなかった姉さんの真似です。
あの子もまた誰かに回してくれたらいいなあ— S (@saka7o) 2018年9月24日
引用:Twitter
海外でスリや盗難、強盗の被害が何もなく、もちろん運もあるけどとりあえずは自衛がしっかり出来ていたと自分を褒めてあげたい!!
……と思っていた矢先。日本に着いて預けていた荷物を受け取ったら、つけていた鍵が2つともなくて、中の現金が全部なくなっていました。最後の最後に!ショック😂 pic.twitter.com/nC59XzLv0e
— みゆ@世界一周*日本 (@small_kabakko) 2017年4月6日
引用:Twitter
残念ですが、現実に盗難にあっている人もいらっしゃいますね。
海外で盗まれた現金は、ほぼ戻ってこないと思って間違いありません。
ですから、海外で持ち歩く現金は、必要最小限におさえた方が無難です。
必要になったときに、必要な分だけキャッシングすれば、余分な現金を持たずに済んで安心です。
世界中で使えて便利!

自分の持っているクレジットカードについているマークを確認してみてください。
「VISA」や「PLUS」、「Master Card」や「Cirrus」、「JCB」「American Express」など、色々なマークがありますが、同じマークのついたATMなら、世界のどこでもキャッシングできます。
海外のATMは24時間営業していることが多いので、いつでも現金を引き出せて、便利ですね。
海外でのキャッシングは為替レートがお得!?

6カ国ぐらいしか行ってないけど、いままでの経験上、海外で支払いをするときのレートは有利な順で キャッシングで得た現金≧クレジット>両替所で得た現金
— palmyra (@palmylog) 2018年11月8日
引用:Twitter
「キャッシングには金利手数料がかかるのに、それでも為替レートがお得なの?」

実は、銀行や空港の両替所の交換レートには、すでに手数料が上乗せされています。
あくまで参考ですが、2018年11月7日にグーグルで検索すると、1ドルは113.24円でした。
同日、成田空港の両替所GPAのホームページの円からドルへの交換レートは、115.65円でした。
2.41円の差がありますが、これが両替所の手数料としましょう。
例えば1,000ドルを両替すると2,410円の手数料がかかるという計算になります。
では、海外で同じ金額をキャッシングした場合はどうなるのでしょうか。
1,000ドル ≒ 115,650円 として金利手数料を計算してみましょう。
クレジットカードのキャッシング利用時の金利手数料は、カード会社によって違いがありますが、一般的には年利15%~18%です。
18%で計算すると、
115,650円 × 0.18 = 20,817円
これは年利なので、1日当たりにすると、
20,817円 ÷ 365日 ≒ 57円
30日間借りるとして、
57円 × 30日 = 1,710円
1,710円が金利手数料となります。
2,410円 - 1,710円 = 700円
あくまでも試算ですが、同じ金額を交換したとしてもキャッシングの方が700円お得です。
ATM利用手数料(200円くらい)をプラスしたとしても、キャッシングの方が有利ですね。
アメリカドルはメジャーな通貨なので、両替所でも手数料は安い方です。マイナーな通貨になれば、両替所の手数料はもっとかかるでしょう。
また、2018年11月7日のみずほ銀行の円からドルへの交換レートは、116.15円でした。
すると手数料は2,910円となり、キャッシングの方が1,200円お得になる計算です。
このように、クレジットカードでのキャッシングは、利用の仕方によっては為替レートがお得になる便利なシステムなのです。
海外でクレジットカードのキャッシング機能が使えない!? なぜ?
便利なクレジットカードのキャッシング機能ですが、いざ海外で使おうと思ったら・・・
使えない!!

ちーーーーーーーーーん・・・
万事休す・・・
(お釈迦様、スイマセン・・・・・・)
なんてことにならないように、渡航前に使えない理由をチェックして、しっかり対策しておきましょう。
「私は海外でキャッシングするつもりはないから、確認しなくても平気!」
そう思っている読者様も、もしかしたら海外旅行中に、急に現金が必要になるかもしれません。

持っているクレジットカードはキャッシングを利用できる?

持ってるクレジットカードが海外キャッシングの設定をしていなかったことが判明…
急遽現金を持っていくことに。😩
気づかなかったらヤバかったよ。路頭に迷うことになってた(笑)
慣れないことするとピンチに気づかないから怖い。— ゆうた (@yuuta91240005) 2018年7月3日
引用:Twitter
読者様の持っているクレジットカードは、キャッシングを利用できるようになっていますか?
キャッシング枠が0円だと、ショッピングはできてもキャッシングはできません。
クレジットカードを申し込むときに、キャッシングサービスを利用するかしないか、確認があったと思います。
でも、ずいぶん前に申し込みしていると忘れちゃってますよね。
持っているクレジットカードにキャッシング機能がついているのか、
利用できるならいくらまでなのか、
海外でのキャッシングは可能なのか、
これらのことは、カード会社から届く利用明細書を見れば書いてあります。
明細書の送付がない場合はWEBで確認ができます。
それでも分からない場合は、カード会社に電話で聞いてみるのが一番早いでしょう。
キャッシング枠が0円の場合は、申請して審査に通ればキャッシング枠を作ることができます。
海外旅行はキャッシング枠を作るチャンスでもあります。なぜなら、カード会社は『海外旅行に行けるほど金銭的に余裕のある人』と判断するからです。
カード会社によっては、海外だけで利用できる“海外キャッシング枠”を設けている会社もあります。
海外旅行をきっかけにカード会社に申請して、キャッシング枠を作ってもいいかもしれませんね。
クレジットカードの暗証番号は覚えてる?

キャッシングする場合は、必ず暗証番号が必要です。忘れると現金は引き出せません。
また、3回間違えるとロックがかかって、カードが利用できなくなってしまいます。
カード会社に連絡すればロックは解除できますが、いつ解除になるか分かりません。最悪、旅行中ずっとロックされたままということもあるでしょう。
暗証番号が分からない場合は、カード会社に問い合わせて必ず確認しておきましょう。
暗証番号を照会する手続きの方法はカード会社によって様々(書面、WEB、電話など)ですが、暗証番号の通知は書面であることが多いです。
1週間程度の時間がかかるので、旅行に間に合うように早めに手続きしましょう。
『暗証番号が合っているかどうか』の確認だけであれば、裏技的な感じになりますが、電話で可能な場合があります。
カード会社には、顧客からの様々な問い合わせに電話で対応する、カスタマーセンターがあります。
カスタマーセンターの多くは自動音声で、案内に従って進んでいくと『カード番号』と『暗証番号』の入力が求められます。
もうお気づきですね?
“多分この番号だと思うんだけどなぁ~”という記憶の曖昧な暗証番号を入力してみて、次に進めれば合ってる、ということです。
暗証番号がまったく見当もつかなければこの技は使えませんが、旅行まで時間がない場合は、試してみる価値はあるかもしれません。
クレジットカードの有効期限は切れてない?

まさかと思うでしょうが、期限切れのクレジットカードを使おうとしてしまうことは結構あるようなんです。
- 新しいクレジットカードが届いているのに、古いカードと入れ替えるのを忘れていた。
- 普段使わないクレジットカードなので、古いカードを持ってきてしまった。
- 長期旅行中に期限が切れてしまった。
イージーなミスですが、あり得ないことではないですね。
クレジットカードの有効期限はカードを見ればいいだけですので、すぐに確認しましょう。
更新カードはカード会社から自動的に送られてきますが、送付時期についてはカード会社によって違います。
長期間日本を離れる間にカードの有効期限が切れてしまいそうな場合、カード会社によっては更新カードを事前に発行してくれるサービスがあります。カード会社に問い合わせてみましょう。
クレジットカードの限度額をオーバーしてない?

クレジットカードには、利用できる金額(ショッピング枠)の上限が決まっています。
実は、キャッシング枠はショッピング枠の中に含まれています。
例えば、ショッピング枠50万円、キャッシング枠10万円とします。
ショッピングで45万円使うと、キャッシング枠は10万円ですが、利用できるのは5万円までです。
また、キャッシングで10万円使ったとすると、ショッピングで利用できるのは40万円までになります。
利用金額が限度額に近づいていると、引き出したい金額によってはキャッシングが利用できない場合があります。
日本で旅行代金や航空券代をクレジットカードで支払い、旅行中にカードでショッピングしているうちに限度額間近になってしまった・・・
な~んてこと、ありそうですよね。
自分のクレジットカードの限度額やキャッシング枠を把握して、計画的に利用することが大切です。

キャッシングで利用するATMの国際ブランドは合ってる?

海外のATMは、国際ブランドによって使えるATMが決まっています。
- VISA:PLUSマーク
- Master Card:Cirrusマーク
- JCB:Cirrusマーク
- American Express:American Expressマーク
- Diners Club:Diners Clubマーク(ハワイではPulseマーク)
ATMにそれぞれのマークが明記されていますので、自分のクレジットカードに記載されているマークと同じかどうか確認して利用しましょう。
カード会社にブロックされた!

妹が海外旅行行ってて、クレジットカードを使ってたみたいだけど、どうやら不正に使われたらしく、ロックされたらしい。
それを瞬時に察知した、カード会社にすごいな— ムカン@女子鉄 (@ja787mikan) 2018年2月12日
引用:Twitter
クレカ、一番怖いのが、
残額も十分あるはずなのに、日本で使えてた普通に使えてたカードが海外で使うといきなりロックされて、This card is invalidと文字が出て使えなくなる。
セキュリティの一貫で、普段と違う行動したからロックをかけたっぽいけど、海外で突然やられると詰む…。— ヤマキ (@Yamaki_82) 2018年10月5日
引用:Twitter
盗難など不正利用を防止するためのセキュリティシステムが働いて、カード会社の判断で、クレジットカードの利用をストップする場合があります。
普段利用しない海外でクレジットカードが使われていると、不正に使われていると判断されて利用できないようになることがあるのです。
「ショッピングで午前中は使えたのに、午後はショッピングもキャッシングも使えない! 限度額にはまだまだ余裕がある筈なのに・・・」
という場合の原因は、これかもしれません。
本人(カード名義人)が直接カード会社に連絡すれば、ロックが解除されて利用できるようになります。
自分のクレジットカードを守ってくれている大切なシステムですが、利用しているカードがロックされてしまうと、解除されるまで使えないので心細いですよね。
日常的に海外へ行く人以外は、旅行前にカード会社に連絡しておいた方が何かと安心でしょう。
ATMに不具合がある場合も!

海外のATMは24時間利用できることが多く、日本のようにメンテナンスが行き届いているATMばかりではありません。
ATMに現金が空っぽの場合もあるのです。こればかりは外から見ても分からないですよね。
未然に防ぐことは難しいのですが、利用するATMはホテルや空港、金融機関、大型ショッピングモールに設置されているATMの方がいいでしょう。
街中にポツンとあるATMを夜間に利用するなんてことは、恐ろしいので避けましょうね。
もしATMに現金がない場合、カードの戻りが遅い場合があります。
長く感じるかもしれませんが、2分くらいはその場にとどまり、辛抱強く待ちましょう。絶対にその場を離れてはいけません。
2分待ってもカードが戻ってこない場合は、ATMに書いてある電話番号か、カード会社に電話をして相談しましょう。
そんな場合に備えて携帯電話は必ず携帯し、カード会社の緊急連絡先も必ず調べておきましょう。
以上のように、海外での緊急事態に備えて、クレジットカードは複数枚持って行くことをおすすめします。
詳しくはこちらの記事にまとめてありますので、よろしければご覧くださいね~!
また、海外旅行におすすめのクレジットカードは、こちらの記事を参考になさってください!
海外ATMでのキャッシングってどうすればいいの?

日本国内でも、使ったことがない機械を操作するのはちょっとドキドキしますよね。
私は、初めてコンビニのコピー機で写真を印刷した時や、初めてローソンでLoppiを操作した時、平静を装いながらも内心ちょっとドキドキしていました・・・
海外に設置されているATMは、当然日本語には対応していません。
カードを入れる場所やモニターの位置が、日本のATMとは違うこともあります。
でも、日本でも海外でも、ATMでできることってお金の出し入れに関することだけなんですよ。
しかも私たちがしたいことは、『ATMで現金を引き出すこと』と決まっていますので、ちょっと覚えるだけで誰でも操作できますから安心してください。
- まず、対応カードを確認します。自分のクレジットカードと同じマークがATMに表示されていればOKです。
- クレジットカードを入れます。
- 暗証番号を入力します。
- 何をしたいか(取引内容)聞かれますので、『WITHDRAWAL』(出金)を選択します。
- 口座の種類を聞かれます。クレジットカードでのキャッシングなので『CREDIT CARD』を選択します。
- キャッシングしたい金額をテンキーを使って入力します。
- 現金を受け取ります。
- カードを受け取ります。
- レシートを受け取ります。
以上で終わりです。カンタンですね。
こうして文章にしてみると、日本のATMで現金を引き出すのと変わりありません。
ATMの種類によって上記と順番が違うことがありますが、基本は同じです。
英語圏以外の場合は、はじめに言語を聞かれますので、英語を選択しましょう。
また、取引前に『レシートは必要ですか?(Do you want a reseipt with your transaction?)』と聞かれることがあります。ここは『YES』を選択して、レシートは必ず保管しておきましょう。
それでも不安な方は、JCBのサイトに海外のATMを体験できるシュミレーターがありました。
下記からアクセスできますので、練習しておくと多少安心できるかもしれません。
海外ATMシュミレーター:JCB公式サイト
また、VISAのホームページでは海外ATMの操作方法の動画がありました。
海外ATMの使い方ガイド:VISA公式サイト
カードの挿入方法が色々あることが説明されていたので、興味のある方はご覧ください。
海外ATMでキャッシングするときに注意すること!

ATM周辺の治安は悪くない?
人通りの少ない道路に面した場所にあるATMだと、お金を引き出したのを誰かが見ていて、後ろから近づいてくるかもしれません。
安全度が高いATMは、屋内にあって、トラブル対応してくれそうな人を呼べる場所にあるATMです。
- 銀行の建物内にあるATM
- 空港内銀行のATM
上記のふたつは警備も手厚くて、銀行が営業中なら銀行員がそばにいるので、ATMが故障した時も助けを呼べます。
- 空港内ATM(銀行窓口なし)
- 銀行の建物外にあるATM(人通りが多いこと)
- 高級ホテル内ATM
- 警備員のいるショッピングモール内ATM
上記4つは人目が多くATMに細工もしにくいので比較的安全です。警備員が近くにいれば助けを呼ぶことも可能ですね。
でも、警備員さんはATMのトラブルを解決できないので、ちょっとだけ不安要素があります。
暗証番号はトップシークレット!
暗証番号を入力するときは、盗撮対策として手元を隠しながら行いましょう。海外では常識ですので、恥ずかしくないですよ。
暗証番号は日本では4桁ですが、海外では5桁や6桁の場合があります。4桁入力してENTERかYESを押せば大丈夫です。
お金の取り出し、カードの取り出しはサッと素早く!
あまり長い時間お金やカードを取らないままにしていると、セキュリティ面から扉が閉じてしまったり、現金やカードが吸い込まれてしまったりすることが考えられます。
日本のようにアラームが鳴ることはないので、現金やカードの取り出しは慌てない程度に素早く行って、カバンなど見えないところにしまいましょう。
カードの取り忘れに注意!
とても基本的なことですけど、あるんですよ。
現金を受け取ると安心して、ATMから離れてしまう人がいるんです。
カードが手元に戻ってこなかったら、カードを止めることになってしまいます。
どのATMもレシートは最後に出てくるので、レシートを受け取るようにすればカードを取り忘れることはないでしょう。
レシートは捨てないで!
レシートにはATMの機械番号や、取引内容が書かれていて、自分がそのATMを利用した証拠になります。
何かトラブルがあった場合はレシートが必ず必要になりますので、絶対に捨てちゃダメです。
また、レシートを見てみたらATM手数料が取られてた、なんてこともあります。確認しましょう。

ATM手数料がかかる!
ATMの利用手数料には2種類あります。
- 海外のATMオーナー(銀行など)へ支払うATM手数料
- カードの発行会社へ支払うATM手数料
①については、現地ATMで実際にキャッシングしたときに画面に案内が表示されたり、レシートに記載されたりします。
しかし、カード会社によっては、これを請求しない場合があります。
②のATM利用手数料はカード会社によって違いますが、一般的に100円~200円(税抜)程度です。
ATM利用手数料が無料のカード会社もあります。
- アプラスカード(アプラス公式サイトに明記)
- ジャックスカード(ジャックス公式サイトに明記)
それ以外にも、公式サイトに明記はありませんが、JCBカード、セディナカード、三菱UFJニコスカードはATM手数料がかからないようです。
気になる方は、お手持ちのクレジットカードの裏に書いてあるカードの発行会社に問い合わせてみましょう。
キャッシングできる金額には制限あり!
海外でのキャッシングには制限があります。
- 自分のクレジットカードのキャッシング枠
- 海外ATMによって引き出せる上限金額が決まっている
- 海外ATMやクレジットカードによる引き出し単位の制限
②③は簡単に言うと、ATMによって『$20単位、上限$500まで』といったことが決まっているということです。
キャッシングにはATM手数料がかかる場合がありますので、キャッシング回数も必要最小限にしたいところです。
キャッシングする前に必要な金額を計算しておけば、無駄なく慌てずにキャッシングできますね。
クレジットカードでのキャッシングは借金!なるべく早く一括返済!

海外でのキャッシングは、利用の仕方を間違えなければとても便利で簡単で安全です。
ATMで現金を引き出すので、まるで自分の預金からお金を引き出している感覚になりますが、キャッシングは借金であることを忘れないようにしましょう。
クレジットカードで海外キャシングしたお金はどうやって返すの?

キャッシングの返済方法は主に3種類あります。
- ショッピング代金と合わせて、クレジットカード会社の支払日に一括引き落とし
- カード会社指定の口座に振り込む
- ATM返済
①の場合、手間はかかりませんが、タイミングによっては2か月程度借りることになります。
キャッシングの金利手数料は1日ごとに加算されていくので、少しでも早く返済したいと考える方のもいるでしょう。その場合は②か③の方法になります。
注意したいのは、カード会社によっては海外キャッシングの返済が、自動的にリボ払いになる場合があることです。
有名どころでは
- オリコカード:オリコ公式サイト
- イオンカード:イオン暮らしのマネーサイト
- Yahoo!Japanカード:Yahoo!Japanカード公式サイト
の3社は、海外キャッシングの返済がリボ払いになります。
リボ払いは借りる日数が長くなりますので、利息は当然高くなってしまいますね。
海外旅行に行く前にチェックしておかないと、思わぬ出費になってしまうかもしれませんので要注意ですよ!
クレジットカードでキャッシングしたお金の繰り上げ返済の仕方は?

繰り上げ返済の方法は、何通りかの方法を用意しているカード会社もあれば、銀行振込だけの会社もあり、カード会社によって本当に様々です。
カード会社のホームページを確認したり、問い合わせをして確認するのが確実ですが、主な繰り上げ返済方法としては、①銀行振込、②ATM、の2種類があります。
① 銀行振込での返済手順
一般的な方法で、どのカード会社もほぼ対応しています。手順は下記の通り。
- カード会社に電話する。
- 「全額返済したい」と伝える。
- 金額と日時を約束する。(金利手数料は1日ごとに加算されるので、ここ重要です)
- 約束通り、カード会社指定の口座に振り込む。
② ATMで返済
「銀行振込と何が違うの?」と疑問の読者様もいらっしゃるでしょう。
確かに銀行振込でもATMを利用して振り込むこともありますが、取引内容は【振り込み】ですよね。
ATMでの返済の取引内容は、【お支払い】とか【ご入金】などとなります。
ATMでの返済が可能な場合でも、利用できるATMは限られています。
例えば↓こんな感じです。
- エポスカード → エポスATM + 提携ATM
- セゾンカード → セゾンATM + 提携ATM
専用ATMを持っているカード会社の場合は、それを利用して返済するとATM手数料が無料になったり、提携ATMなら手数料が安かったりします。
簡単に言うと、銀行振込するよりも手数料が安い場合がある、ということです。
ただ、まれに他行の振込に手数料がかからない銀行もある(住信SBIネット銀行やソニー銀行など)ので、一概には言えません。
ATMでの返済は、どのカード会社でも対応しているわけではありません。お手持ちのクレジットカード会社に確認しましょう。
クレジットカードでキャッシングしたお金はいつ返す?

キャッシングはできるだけ早く、しかも一括で返済したほうが利息は少なくて済みます。
カードの種類によっては、海外旅行中にインターネットバンキングを利用して速攻返済することも可能ですが、1か月に満たない海外旅行であれば、旅行中にそこまでしなくてもいいと私は思います。
一括返済するにはカード会社に電話したり、振り込みしたりと時間が必要です。
海外旅行中の時間はとっても貴重! せっかくの旅行ですから、楽しんだほうがずっと価値があります。
キャッシングの返済は、日本に帰国してからでも十分です。
[quads id=2]
まとめ
クレジットカードを利用しての海外キャッシングについて、色々とお伝えしてきました。
海外旅行中にキャッシングができると、世界中のどこでも安い手数料で現金が持つことができて、とても便利です。
盗まれれば返ってこない現金を日本で両替して持って行くよりも、緊急時に電話一本で利用がストップできるクレジットカードの方が、ずっと安全です。
クレジットカードなら、不正利用されたと認められれば補償がありますしね。

読者様はクレジットカード裏面の署名欄にサインはしてありますか?
サインがないと補償が受けられない場合があるので、必ずサインしておきましょう!
アルファベットでも漢字でも、どちらでも大丈夫です。サインしてあることが大切ですから。
急に思い出してすいません。話がそれてしまいましたね。
話を戻しますが、海外でのキャッシングは、ATMの場所や暗証番号の取り扱い、キャッシング後の返済など、注意する点があることも事実です。
でも、まったくリスクなく現金やクレジットカードを持ち歩くことは不可能です。
どんな方法ならリスクを減らせるか、これを機会に旦那様と話し合ってもいいかもしれませんね。
「キャッシングは借金だから怖い」というイメージがあると思いますが、クレジットカードについているキャッシング機能は、使い方によっては生活を豊かにしてくれる便利ツールです。
ぜひ賢く利用して、海外旅行を楽しんでくださいね!
最後に
今回は「クレジットカードのキャッシング」についてご紹介しました。
海外旅行の時のクレジットカードの使い方って本当に悩みますよね・・・。
私も最初はチンプンカンプンでしたが、もともと海外旅行が趣味なので、今回のように少しずつ詳しくなっていきました。
\ 私の海外旅行体験記はこちら /
そして、数々のクレジットカードの中から、「手数料」がお得で、「利用できる店舗」も充実していて、「盗難」や「限度額」も安心で、しかも「海外旅行保険」も申し分ない最強カードを見つけ、それを今は使っています。
やっぱり慣れない異国の地では、なるべく不安要素は事前に無くしておきたいですよね!その分さらに旅行を思いっきり楽しめると思います♪
これさえあればもうどこの国に行っても安心かと思います♪ちょっと、裏技的な使い方なのでぜひ読者様もこの最強の使い方を参考にして下さいね。海外旅行のお金の不安事が一気に減らせますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。