読者の皆様はオーロラを見てみたいですか?
見られるなら見たいけど、寒い中で何時間も待つなんてムリ!大変そう……と思っていませんか?
なんと、快適にオーロラを見る方法もたくさんあるんですよ♪
それぞれの地域で様々な工夫があり、オーロラ観測ツアーも何種類もあるので選ぶのに困るほどでした!
その中から、ほんの一部をこれからご紹介します♪
他にもオーロラ観測の大まかな場所と条件を調べましたので、ぜひご覧くださいね。
■目次
オーロラの名所の条件 オーロラベルトと天候など
引用:北欧トラベル
北半球でオーロラが現れやすい地域は、オーロラベルトと呼ばれる、北緯65度から70度付近の地帯です。
国名で言うと、北欧のフィンランドやスウェーデン、ノルウェイやアイスランド、北アメリカのアラスカやカナダなどですね♪
- 晴天であること
- 人工の光が少ないこと
- 期間は9月~4月 *真冬より春・秋が良い
北極圏の夏には夜でも暗くならない白夜という期間があるので、その間はオーロラが見えません。
でもご安心ください!
各地域でオーロラが快適に観測できるようなさまざまな工夫がされているんですよ!
では、いよいよオーロラの名所をご案内しま~す♪
逆さオーロラの名所と言えばここ イナリ(フィンランド)
イナリはフィンランドの北部、ラップランドにある1年のうち200日もオーロラが見られるというオーロラの聖地です!
イナリは小さい町なので人工の光が少なく、オーロラ観賞に適した町です♪
この土地にあるイナリ湖にオーロラが映る、逆さ富士ならぬ逆さオーロラをぜひ見ておきたいですね。
そのためには湖が凍る前の秋に行くことをお勧めします。
湖畔にホテルもあるので、寒い野外でオーロラが出るのを待つこともありません♪
引用:ファインツアー
逆さオーロラ、すごい風景ですね!
まるで、オーロラとオーロラの間に立っているみたい♪
次のご紹介はなんと、あの人の町……!
オーロラと〇〇〇さんの名所 ロヴァニエミ(フィンランド)
ロヴァニエミはイナリと同じラップランドにあり、なんとサンタクロースの公認ホームタウンなのです!
クリスマスシーズンにサンタの村でオーロラを見ることもできますね!
ロヴァニエミではたくさんのオーロラを見るツアーがあります。
トナカイの引くそりで行くツアーやスノーモービルでオーロラの下を走るプラン、凍った湖で泳ぎながらオーロラを見るプラン!!など様々です。
ホテルにも様々な工夫があり氷でできたホテルなどもありますが、私のおすすめはこれ!
引用:Santa Hotels
天井がガラスのこの個室ホテル!
エアコンと床暖房、バスルーム付きのこの部屋はなんと、オーロラアラームが鳴るのでオーロラを見逃す心配がありません。
オーロラが見え始めたら照明を消してオーロラ観測を楽しむことができますね!
また、ロヴァニエミはラップランドの首都なので交通の便も良く、都市としての観光を楽しむこともできますよ♪
お次は同じ北欧のノルウェー。
ロヴァニエミとは違った意外な楽しみ方なんですよ♪
オーロラの名所を船で行く フッティルーテン(ノルウェー)
引用:北欧トラベル
フッティルーテンは、地名ではなくてクルーズの名前です!
美しいフィヨルドの沿岸を6~12日間かけて船旅をしながら、沿岸の街を散策したり日帰りのツアーに参加したりといった、よくばりプラン!
船上で新鮮な魚介料理を味わい、夜になったらオーロラを見る!というなんとも贅沢な旅なのです。
オーロラ研究で有名な名所 トロムソ(ノルウェー)
トロムソは、古くからオーロラ研究で名高いトロムソ大学のある都市です。
オーロラ観測にはバスツアーがたくさんあり、夕方に街まで迎えに来てくれるのですよ。
そしてトロムソが悪天候の場合でも、条件の良い場所を探して何時間も走ってくれるバスツアーもあります!
もちろん天候によっては見られない場合もありますが、頑張ってもらえるとうれしいですよね♪
トロムソは北極圏の中では気温が高く、落ち着いた過ごしやすい街なので、昼間の時間はゆったりと過ごすことができます。
北極教会という美しい教会のステンドグラスの下で時間を過ごすのもいいですね。
ポーラー博物館や北極水族館で、北極圏の暮らしや動物たちについての知識を深めるのも楽しそうですね♪
とはいえ、ノルウェー語や英語での解説を聞いても、理解できるか不安……という読者さまもいらっしゃると思います。
そこでぜひ便利なアプリや翻訳機を使ってみるのもありですよ♪
次の記事からは、北欧を離れて北アメリカ大陸へ移動します♪
オーロラを待つのは先住民風のテントで イエローナイフ(カナダ)
イエローナイフでのオーロラ観賞にはオーロラビレッジという強い味方があります。
オーロラビレッジは大型の施設で、温かい料理が提供されるダイニングホールにはトイレなどの設備も完備されています。
夜には薪ストーブを備えた先住民風のテントで、寒い中で凍える事もなくオーロラが現れる時間まで待つことができるんです。
日中を楽しく過ごすためのレジャーも盛りだくさんに用意されていますよ♪
また、イエローナイフではブレークアップが月に数回起こることで有名です。
ブレークアップは、色とりどり形も様々なオーロラが、空が破れたかのように動き回るオーロラの爆発のこと!
ぜひぜひ見てみたいではありませんか!
ブレークアップのお勧めの動画をご覧ください!
こんな情景が見られたら、一生の思い出になること間違いなしですね!
次は、この記事で最後に紹介する名所になります!
荒野のオーロラを見たい フェアバンクス(アラスカ)
アラスカのフェアバンクスは世界で一番、晴天の日が多いと言われています。
オーロラが見える確率も高くなりますね!
フェアバンクスのホテルから北極圏に向けて車で走り14時間で往復するコースがあります。
ダルトンハイウェイという道路で、夜中じゅうアラスカの荒野を走るというツアー、キツネやヘラジカ、オオカミやホッキョクグマに出会えるかもしれません!
途中には700mもある長い橋・ELパットン橋や、3つの小さな町があるので建物の雰囲気などを楽しみましょう。
折り返して帰路になる時間帯にオーロラの見ごろになるという壮大なプランなのです。
人数制限8名、途中でサンドイッチや温かい飲み物の差し入れを頂きながら……なんて家族のドライブみたい!
このプランは快適とは言えないかもしれませんが、他の名所とは違ったオーロラ観測ができそうですね♪
一晩寝ないことになるので、体力をたくわえてから臨みましょう!
オーロラの名所は過酷ではない(ところも多い)!
以上6つのオーロラの名所をご紹介させて頂きましたがいかがでしたか?
- イナリ(フィンランド):逆さオーロラが有名
- ロヴァニエミ(フィンランド):サンタさんのホームタウン
- フッティルーテン(ノルウェー):船上からオーロラを見る
- トロムソ(ノルウェー):オーロラ研究が盛んな都市
- イエローナイフ(カナダ):雰囲気あるオーロラビレッジ
- フェアバンクス(アラスカ):荒野のオーロラ
思った以上に快適そうですよね♪
最初にあげた観測条件の一つ「人工の光が少ない」から考えると、街から遠く離れた場所の方がオーロラが良く見えるでしょう。
人の住む場所から遠くなると過酷な旅になってしまいますが、それをカバーするサービスが充実しています。
オーロラの見える地域の人々が「世界中の人にオーロラを楽しんでもらおう」と様々なプランを立ててくれているのがありがたく、また興味深いものですね♪
天井がガラスの個室ホテルや、バスや車が夜になってから街まで迎えに来てくれるコースには「なるほど」と、うなってしまいました。
現地ではもっと様々なプランがありますので、お好みの物を組み合わせて連泊することをおすすめします。
また、オーロラ観測で快適に過ごすためには、やっぱり自分の要求をしっかり伝えられるとよいですよね。
そこでこの記事では自分の希望を相手に的確に伝えるフレーズを紹介しています。
読者の皆様が、美しいオーロラに出会えますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪