「海外のトラブルは少ないと思うけど…海外旅行保険は入ったほうがいいの?」
「旅行会社の人に保険を勧められたんだけど、よくわからない。」
初めて海外に行かれる方であれば、海外旅行保険に入るかどうかは迷いますよね。
そこで、今回は実際に起こったトラブル事例を紹介して、海外旅行保険は必要かどうかについてお話したいと思います。
加入したほうがいいか迷っている方の判断材料になれば嬉しいです!
■目次
海外旅行保険に加入してる人の割合は?
海外旅行される方が海外旅行保険に入っているのかは気になるポイントだと思います。
「みんなが加入してないなら、私もいいかな?」って思ってしまいませんか?
実際の加入率を見ていきましょう!
海外旅行保険の加入率は8割!
海外旅行保険の加入率について、分かりやすくまとめているグラフを見つけました!
この調査では海外旅行保険は約8割の方が加入しているという結果でした。
個人的には「加入してるのは半分くらいかな?」と思っていたので、必要だと感じている人が多いことに驚きました!
次に海外旅行保険の必要性について、twitterで意見を集めてみました。
海外旅行保険の必要性をTwitterで調査!
それでは、実際の声をいくつかあげていきますね!
妹が海外旅行行くのに保険入ってないとか言い出して。アホすぎて。損害保険会社に就職活動してたくせに危機管理能力無さすぎ。アントワネットがアホみたいに怒鳴り散らすから代わりにいくらくらいかかるのかとなぜ必要なのか説明したらお部屋にこもられました。
— かの (@OuOkanokos2)
引用:Twitter
韓国とかぐらいならクレカ保険でいいかもしれませんが、欧米や発展途上国に行くなら念のためにカバー範囲を大きくしたほうがいいですよね。。。
海外旅行保険の必要性はちゃんと伝えないとなーと思っています。— Yoshi @トラベルフォトブロガー (@yoshi_bpwire)
引用:Twitter
道路横断中バイクと正面衝突して吹っ飛ばされました。病院ベッドなうですが無事です。油断しとったー。みなさんベトナムの道路は本当に気をつけて。そして海外旅行保険つけて。
— Masayati (@masaya_s)
引用:Twitter
過去に海外旅行保険は入らない人と一緒の旅行をキャンセルしたわ。なんでもカードの付帯保険があるから必要ないって。
一旦は現地で立て替える必要があるとか、海外旅行傷害保険では対応できないトラブルについても把握してなかった。それを私が説明するのも面倒なので「じゃあ止めよう!」と。— 春慶 (@SHUNCAY_Photo)
引用:Twitter
こちらは保険加入の考え方の違いで、旅行がキャンセルになってしまったようです。
確かに無保険だった場合、一緒に来てくれた友人や同伴者を巻き込んでしまいますもんね!
お友達やパートナーと海外旅行に行くときは、保険に加入するか話し合っておいたほうがよさそうです。
海外旅行先のトラブルを事例付きで紹介!
海外旅行中のトラブルがないに越したことはありません!
今回は実際にあったトラブルから、海外旅行保険に加入していたとき補償について一緒に確認していきましょう!
事例1:空港で預けたスーツケースが出てこない!?
一緒の飛行機に乗っていた人たちはもう行ってしまったのに、自分の荷物だけ出てこない。
これはひょっとすると、ロストバゲージかもしれません。
ロストバゲージ(通称:ロスバゲ)とは、飛行機に預けた手荷物が遅れて届くことを言います。
原因に多い要因としてはこちらの4つです。
- 積み忘れた荷物が手違いで空港に置き去りになってしまった
- 他の飛行機に搬入されて別の空港に行ってしまった
- 手荷物を預けた際にタグを間違えた
- 盗難に遭った
大切なスーツケースがなくなったら、旅行どころではないですよね。
そのような時、海外旅行保険に入っている場合はトラブルに保険会社が対応してくれます!
保険金をお支払いする場合
被保険者が航空会社に運搬を寄託した手荷物が、航空機(*)の到着後6時間以内に、予定していた目的地に運搬されなかった場合。
(*)被保険者が乗客として搭乗する航空機に限ります。保険金のお支払額
被保険者が目的地にて負担した次のものを購入またはレンタルした費用をお支払いします。ただし、被保険者が目的地に到着してから96時間以内に負担した費用に限ります。また、その寄託手荷物が被保険者のもとに到着した時以降に購入・レンタルしたことによる費用を除きます。
ア.衣類(下着、寝間着等の必要不可欠なもの)
イ.生活必需品(洗面用具、かみそり、くし等)
ウ.身の回り品(購入した衣類や生活必需品を持ち運ぶためのかばん等、ア、イ以外にやむを得ず必要となったもの)
保障内容によって変わってきますが、現地に着いてから6時間以上荷物が遅延すると保険金の支払い対象になります。
空港で「自分のスーツケースが出てこない!」という事態になったら。
まずはフライトチケットを持ってバゲージクレーム(Baggage Claim)の窓口に行きましょう!
窓口はベルトコンベアに乗って手荷物が出てくるターンテーブルのフロアにあることが多いです。
ちなみに、補償されるものは必要不可欠な衣類や生活必需品のみで、補償される上限額は決まっているので注意してください。
- 最低限の日用品を購入する費用(おおよそ6000円前後)
- 現物支給(1泊分の下着、アメニティ、歯ブラシなど)
フランスから日本にJALで帰国✈️直行便だし安心してたらまさかのロストバゲージ😱でもJALの対応は素晴らしかった✨明日には自宅に届く予定❤️痛む物も買ってなくてよかった😆保険は入っておかなくちゃダメだね!
— すりあしかんが (@sari0402k)
引用:Twitter
事例2:急な体調不良時の補償は?
海外旅行の醍醐味は非日常感を味わえることだと思いますが、それは身体にとって悪影響を及ぼすこともあります。
食べ物が合わなかったり、慣れない長時間の移動で疲れが溜まったり。
いつもと違う環境で体調を崩してしまうことがあるかもしれません。
ちなみに、私はセブ旅行に行ったときに熱を出して寝込んだことがあります。
そのときは近くにあった薬局に行って「I have a fever…(かすれる声で)」と言って、解熱剤をもらって飲んだのを覚えています。
幸い翌日には復活しましたが、やっぱり慣れない異国の地では体調万全でいたいですね。
ケガや病気で治療を受けた場合の補償内容を調べてみました。
治療費用補償特約(保険料をお支払いする場合)
①海外旅行中(注1)の事故によるケガにより、治療を受けられた場合
②海外旅行開始後に発病した疾病により、旅行終了後72時間を経過するまでに治療を受けられた場合(注2)
③海外旅行中に感染した所定の感染症(注3)によって、旅行終了日からその日を含めて30日を経過するまでに治療を受けられた場合
ケガや病気で病院に行った場合は、その費用が補償される内容になっています!
旅行して発症した疾病から、帰国後72時間を経過するまでなら治療にかかった費用が補償されます!
困った時、いざという時のために頼れるのが海外旅行保険!というわけです。
最終日の今日は3度目の病院へ💨
目の調子が悪かったのにだましだましやってきてたけど痛くて😭
もう帰国だから行くか迷ったけど数日前に保険会社と病院に連絡してしまったので行く事に。こんなに病院にお世話になるとは思わなかったな。
やっぱり海外旅行保険、絶対必要!
クレジットカード付帯でも— *ももんが* (@shiawasemiraihe)
引用:Twitter
事例3:旅行のために買った大事なものが盗まれた!?
せっかくなら海外旅行の思い出に、記念写真やきれいな建物を撮影したいですよね?
しかし、そんな時に大切な一眼レフカメラが万が一盗まれたら…。
携行品損害では、保険のお支払対象となる期間中に、お客さまの持ち物(バッグ、カメラ、時計、衣類、旅券等)が盗まれる・壊れる・火災等の偶然な事故により損害を受けた場合、持ち物1つ(1個、1組または1対)あたり10万円(乗車券等である場合は合計して5万円)を限度として、その時点での価格(時価)、または修理費用のいずれか低い額をお支払いします(自己負担額はありません。)。
ただし、携行品損害保険金額を、保険期間中のお支払いの限度とします。なお、携行品損害保険金額が30万円を超える契約の場合、盗難・強盗および航空会社等寄託手荷物不着による保険金の支払限度額は30万円となります。
引用:損保ジャパン日本興亜
盗難や破損をしても補償対象なのは安心できますね。
こちらの保険では持ち物1つあたり10万円(乗車券の場合は合計して5万円)が限度で、その時点での価格(時価)、または修理費用のいずれか低い額をお支払いするとあります。
また、海外で盗難に遭わないためには、カバンに仕舞って持ち歩いた方が安全です!
海外旅行保険は治療救援マストで後はクレカ付帯の補償で十分てツイート、業界に関わってる者としては携行品損害補償もマストだけどなーと思ってしまう。
+600~1,000円でパスポートや財布盗難された時の諸経費を一定額カバーできるし実際の保険金請求でダントツに多いのは携行品損害なので。— けろんぬ (@pokoyama39)
引用:Twitter
事例4:天気が悪くて帰りの飛行機が飛ばない!?
悪天候で飛行機が欠航!
そんな時に航空券の補償はどのような基準なのでしょうか?
【保険金をお支払いする場合】
責任期間中に被保険者が次のいずれかに該当したことにより、出発予定時刻(※1)から6時間以内に代替機を利用できない場合
・搭乗予定機の6時間以上の出発遅延、欠航等(※2)、搭乗した航空機の着陸地変更
・航空機を乗り継ぐ場合に到着機の遅延等(※3)により乗継予定航空機に搭乗できないこと
(※1)着陸地変更の場合は着陸時刻、②の場合は乗継地への到着時刻とします。
(※2)運休、搭乗予約受付業務の不備による搭乗不能を含みます。
(※3)搭乗予定航空機の出発遅延、欠航等(※2)、搭乗した航空機の着陸地変更による乗継地への到着遅延を含みます。
引用:海外旅行保険t@biho
保険会社によって変わりますが、出発遅延6時間以上が保険金をお支払いする1つの基準になるようです。
さらに代替機がない場合は補償対象になりますね!
先月の台風時は、後輩の帰国便が欠航になり、2日後に変更と言われ、仕事に間に合わないじゃないか!
と、間に合う便に自主振替すべくお金にモノを言わせたら、2人で40諭吉飛んでいったと…。保険で10諭吉戻ってくるみたいですが、凄い額だな…。
兎に角、次はちゃんと海外保険に入って渡航しよ…。— kazu (@smilestar51ken)
引用:Twitter
このツイートを見ると、余裕を持ったスケジュールリングはトラブルを避ける手段とも言えそうです!
海外旅行保険の申し込み方で一番おすすめの方法は?
調べてみると、現地で困らないために海外旅行保険に加入している方は一定数いることが分かりました!
ここからは保険に入ろうかなと思い始めた時の申し込み方法についてお話しますね。
海外旅行保険の申し込み方の種類は?
保険の申し込み方法は大きく分けて4種類あります。
- 出発前に事前にネットで申し込む(最もメジャー)
- 持っているクレジットカード付帯保険を利用(カードによって申込み方法は異なる)
- 空港の保険カウンターで当日申し込む
- 航空券やツアーを申し込んだ旅行会社で一緒に申し込む(手軽に申し込める)
個人的には事前にネットで申し込む方法が一番おすすめです。
しかし、旅行の度に申し込むのは面倒。
そんな場合、お持ちのクレジットカードの付帯保険を活用するという方法があります。
クレジットカードの中には、年会費無料の海外旅行保険付きカードが存在します。
補償内容は単体の海外旅行保険より限定されますが、「クレカ付帯保険は使えない」とは言い切れません。
「いろいろ調べるのは大変だから避けたい!」という方は、旅行当日に空港で申し込む方法もあります。
ただ限られた時間で、保険の内容をゆっくり確認するのが難しいためおすすめはしません。
海外旅行保険の種類が多くて決められないときは
保険は補償内容が充実するほどお値段が高くなる傾向があります。
先ほど紹介した現地のトラブルを元に「これに遭ったら1番困るなぁ…」という優先順位を考えて、ご自身の旅行スタイルに合わせて保険を選ぶのがおすすめです!
- 旅行先はどこか(例:リゾート地、欧米諸国、アジア)
- 航空会社はどちらを使うのか(例:日本の航空会社、レガシーキャリア、LCC)
- 添乗員は同行するのか(添乗員あり・なし)
- 高価なものを持参するか(持参する、持参しない)
- 誰と一緒に行くのか(例:パートナー、ひとり旅、家族、両親を連れて)
- 語学力はどのくらい?(例:日本語のみ、英会話OK)
旅行場所別・シーン別のおすすめ海外旅行保険を今後も紹介していく予定です!
海外旅行保険は必要なのか?海外旅行先のトラブル事例と保険の選び方まとめ
今回は海外旅行保険の必要性と実際の事例を元に保険の種類について紹介してきました。
・ある調査では8割以上が海外旅行保険に加入している
- 空港で預けたスーツケースが出てこない!
- 現地での体調不良やケガ!
- 貴重品が盗まれた!
- 悪天候で飛行機が遅延する!
※条件にもよりますが、いずれも補償対象になる可能性が高いです。
- 出発前に事前にネットで申し込む(最もメジャー)
- 持っているクレジットカード付帯保険を利用(カードによって申込み方法は異なる)
- 空港の保険カウンターで当日申し込む
- 航空券やツアーを申し込んだ旅行会社で一緒に申し込む(手軽に申し込める)
- 旅行先はどこか(例:リゾート地、欧米諸国、アジア)
- 航空会社はどちらを使うのか(例:日本の航空会社、レガシーキャリア、LCC)
- 添乗員は同行するのか(添乗員あり・なし)
- 高価なものを持参するか(持参する、持参しない)
- 誰と一緒に行くのか(例:パートナー、ひとり旅、家族、両親を連れて)
- 語学力はどのくらい?(例:日本語のみ、英会話OK)
海外旅行保険って本当に内容が複雑でどれが良いか悩みますよね。
以前の私もそうでしたが、海外旅行に行くにつれて少しずつ詳しくなっていきましたよ♪
数々のクレジットカードの中から、海外旅行に適したおすすめのクレジットカードをこちらで4つご紹介しています。
初めての海外旅行には年会費永年無料で、ご出発前のお届けやお手続きも一切不要!
海外旅行保険が自動付帯していて、世界中のVisaマークのお店で使える「エポスカード」がおすすめです!
旅行中トラブルに巻き込まれてしまってもいざという時、海外旅行保険は読者様の身を守ってくれます。
この記事を読んで、初めての海外旅行が最高の旅になりますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。
\ これまでの海外旅行体験記はこちら /
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
こちらは欧米や発展途上国などに行くなら、旅行保険に入っていたほうがよさそうという意見ですね。
近場はクレジットカードに付帯する海外旅行保険でもいいのでは?ということですが、実際はどうなのでしょうか?