海外へ行こう!
そう思ったは良いものの、やはり国内で出掛ける時とは違った準備が必要になってきますよね!?
昔取得したけどもう期限が切れていたり、もうすぐ切れそうだったり・・・。
初めてパスポートを取る時は何を準備すればいいのかいまいちパッとしないのではないでしょうか?
パスポートの更新も、そんなに頻繁に行うものではないので毎回よく分からなくなる・・・なんて思う読者様もいらっしゃると思います。
そこで今回は、海外旅行で欠かせないパスポートの更新・申請についてパターン別でご紹介したいと思います。
パスポートの取得、更新に必要な書類はおおまかに、
・一般旅券発給申請書
・戸籍謄本(戸籍抄本)
・写真
・本人確認書類
・以前使用していたパスポート
・住民票の写し(必要な場合)
となっています。
どういった場合になんの書類が必要なのかを詳しく解説していくので、海外旅行への第一関門を突破していきましょうね♪
■目次
パスポートを更新・申請するためにはどこへ行ったらいいの?
一番最初、パスポートを申請するにはどこへ行ったらいいの?と疑問に思う読者様!
パスポートを申請する時には、窓口のある場合は区市役所、町村役場へ行き、ない場合は都道府県のパスポートセンターへ行きます。
パスポート取得に必要な書類は、区市役所、町村役場で取ることが出来ますよ。
地域によって場所や営業時間が違いますので、外務省のホームページを参考にして確認してみてくださいね。
パスポート更新・申請する際の書類や必要なもの
パスポート申請に必要な書類は下記のうち、どのパターンに該当するかによって少し変わってきます。
A.初めて申請する場合
B.有効なパスポートをお持ちの場合
C.期限切れのパスポートをお持ちの場合
それぞれの必要書類で該当するパターンを最初にまとめていますので、ご自身が該当されるかどうか確認してみながら読んでみてくださいね。
一般旅券発給申請書
A.初めて申請する場合
B.有効なパスポートをお持ちの場合
C.期限切れのパスポートをお持ちの場合
こちらは、全ての方にとって必要な書類となります。
一般旅券発給申請書には5年用と10年用があり、書類も色分けされている事が多いです。
20歳以上の場合はどちらか選べるようになっているので、希望に合わせたものを取得しましょう!
一般旅券発給申請書は、各都道府県にあるパスポートセンターか、区市役所や町村役場、県庁などに置いてあります。
さらにダウンロード申請書という、ネットからダウンロードして印刷するだけで使えるものもありますよ。
戸籍抄本または戸籍謄本
A.初めて申請する場合
C.期限切れのパスポートをお持ちの場合
こちらは、新しく申請する事になる場合に必要な書類です。
6ヶ月以内に発行された戸籍謄本か戸籍抄本が必要になります。
戸籍事務がコンピュータ化された区市町村では、戸籍謄本や戸籍抄本に代わって「戸籍の個人事項証明書」や「戸籍の全部事項証明書」が発行されるようなんですね。
戸籍謄本や戸籍抄本は本籍地の役所・役場の戸籍係で入手でき、1通450円の手数料がかかります。
本籍地が遠くて、とても役所の開いている時間に行けない!という方は、郵送でも請求できるので、各区市町村に問い合わせてみましょう。
ちなみに、家族など同じ戸籍内の方が同時に申請する場合は、戸籍謄本一通で全員の申請をすることが出来ます!
手数料などもかかりますし、まとめて出来るとちょっとお得ですね♪
また、有効なパスポートをお持ちの方でも、記載事項に変更がある場合は戸籍謄本か戸籍抄本が必要となりますので、ご自身で確認してみてくださいね。
パスポート用の写真
A.初めて申請する場合
B.有効なパスポートをお持ちの場合
C.期限切れのパスポートをお持ちの場合
こちらは全ての人が必要になります。
新しいパスポートに貼る写真なのですが、写真を貼り付ける際に条件があります!
- 申請者本人のみを撮影したもの
- 6カ月以内に撮影したもの
- 正面、無帽、無背景
- 縦45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)
- カラーでも白黒でも可
- 鮮明であること(焦点が合っていること)
- 明るさやコントラストが適切であること
- 影のないもの
- 顔の縦の長さは、写真縦の70~80%(34±2ミリメートル)であること
- 背景と人物の境目がはっきりしていること
- 眼鏡のレンズに光が反射していないこと
- 平常の顔貌と著しく異ならないもの(例えば、口を開き歯が必要以上に見えているものは不可)
- 前髪などにより、目などの顔の器官や輪郭が隠れていないこと
- ヘアバンドなどで頭髪を覆っていないこと
- 変色していないもの、傷や汚れのないもの
- デジタル写真の場合、ジャギー(階段状のギザギザ模様)がないもの
- デジタル写真の場合、写真専用紙等を使用し、画質が適切であること
引用:外務省HP
本人確認のための書類
A.初めて申請する場合
C.期限切れのパスポートをお持ちの場合
こちらは、書類によって1点でいい場合と2点必要な場合があります。
1点でいい書類としては、
- 失効後6か月以内の日本国旅券(氏名及び写真で申請者が確認できるもの)
- 運転免許証・写真付の個人番号カード(写真付のマイナンバーカード)
- 写真付の住基カード
- 船員手帳
- 宅地建物取引士証
- 身体障害者手帳
などが該当します。
2点必要な書類は、次のAとBから1点ずつか、Aから2点用意してください。
- 健康保険被保険者証
- 国民健康保険被保険者証
- 船員保険被保険者証
- 介護保険被保険者証
- 共済組合員証
- 後期高齢者医療被保険者証
- 国民年金手帳
- 国民年金証書
- 厚生年金保険年金証書
- 船員保険年金証書
- 共済年金証書
- 恩給証書
- 印鑑登録証明書と実印
- 失効した日本国旅券(失効後6か月を越えるもの)
- 学生証
- 写真付の会社等の身分証明書
- 公の機関が発行した資格証明書(いずれも写真付きのもの)
- 母子手帳
本人確認書類は必ず原本の準備が必要です。
また、氏名・ふりがな・住所などの記載事項が、届出書と一致しているか確認しましょうね!
以前使用していたパスポート
B.有効なパスポートをお持ちの場合
C.期限切れのパスポートをお持ちの場合
有効なパスポートは本人確認のためにも必要です。
どちらの場合も無効の印を押され、新しいパスポートの交付の際に返されます。
住民票の写し
A.初めて申請する場合
B.有効なパスポートをお持ちの場合
C.期限切れのパスポートをお持ちの場合
こちらは、
- 住民登録している都道府県ではなく、現在居住している都道府県で申請する方
- 申請窓口において、住民基本台帳ネットワークシステムによる情報検索を希望しない方
に該当する場合に限り、必要となります。
全ての必要書類を揃えたらパスポートセンターや窓口のある市役所、町村役場へ申請しに行きましょう!
パスポートの受領方法は?
パスポートを受領できるのは、申請した窓口のみとなります。
申請時に渡される旅券引換書と手数料を持って行きます。
受領は年齢に関わらず本人のみ受け取れることになっているので、注意しましょう。
聞かれた事にきちんと答えていけばOKです!
パスポートの更新や申請 まとめ
パスポート取得に必要な書類は、場合によって異なります。
- 一般旅券発給申請書 1枚
- 戸籍謄本か戸籍抄本 1枚
- 写真 1枚
- 本人確認書類 1点か2点
- 住民票の写し
上記の中から、読者様の必要なものを揃えて更新・申請を行いましょう!
案外、簡単だと思いませんか?
何度か役所へ行く手間はありますが、必要な書類を揃えて申請するだけです!
読者様が海外旅行への第1歩を踏み出せますように♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪