モロッコと聞いて何を思い浮かべますか?
イスラム教、アフリカ、砂漠、タジン鍋、治安悪そう・・・?
私が思い浮かべるものはこんなものでした。
今回はそんなモロッコに行ってきた時のことをお話しようと思います。
私のモロッコ旅行は、
首都のカサブランカ→迷宮都市フェズ→青の街シャウエン→サハラ砂漠(メルズーガ)→トドラ渓谷→観光都市マラケシュ
という順路。
全部お話するには見所がありすぎて長くなってしまうのでサハラ砂漠ツアー体験のお話をします!
まずは砂漠ツアーの出発地、メルズーガという街に向かいました。
ラクダに乗って砂漠の中にあるキャンプ場に行くので荷物はリュック程度しか持って行けません。
ですので、ツアー参加者はメルズーガで割り当てられた部屋で荷物を必要なものだけにします。
私の参加したツアーは8名ほどのグループで、アメリカ人のカップルやイタリア人やフランス人など。
とっても多国籍のグループ!
そして、私の参加したツアーのスケジュールはこちら!
1日目
夕方、ラクダに乗ってキャンプ場へ出発
約1時間半の移動
キャンプ場に到着後 自由時間
日没後 夕食
ベルベル民族音楽演奏
就寝
2日目
早朝、ラクダでメルズーガに戻る
シャワーを浴びる
その後朝食
24時間にも満たない、短いツアーですが貴重な体験になりました。
■目次
約1時間半のラクダ移動体験
いよいよツアーの始まりです。
まずはターバンを巻いていきますー!
ところで砂漠でなぜターバンを巻くのか知っていますか?
砂漠では風で細かい砂の粒子が飛んできます。そのため髪に砂がつくとすぐにギシギシしてしまうので、砂避けの意味でターバンを巻いておくんですよ。
一晩お風呂に入れない砂漠ツアーではさらに必須ですね。
それでは・・・いざ、ラクダ初体験です!
ラクダは乗るときは上部の写真のように座ってくれます。なんですが、それでもラクダは結構高さがあります。
乗るときにはガイドさんが手伝ってくれるので安心してくださいね。
ゆらゆらと揺られながらゆっくりと進んで行きます。
足場が砂ですのでたまにラクダがバランスを崩しそうになるときもあって、ヒヤリとしましたが終始ゆっくりなのでとっても楽しめましたよー!
移動中はどの風景を切り取っても写真映えしかしない風景が拡がっています。
また夕方出発なので、夕陽に照らされ影になった自分の影もとても絵になっていました。
ラクダが歩き出したあとは荷物に簡単には触れないので、カメラの準備を忘れずに!
夕食はみんなで団らん
キャンプ場に到着してからは、ウェルカムミントティーをいただいてその後は自由時間。
砂漠ってもっと暑くてどうしようもないイメージだったんですが、意外に耐えられる程の暑さでおどろきでした。
とにかく周りには何もなく、日常の喧騒から離れてとても開放的な気持ちになります。
ポツンと一人。
ツアーメンバーと写真を取り合っている内にだんだんと日も暮れてきました。
そしてお待ちかね!晩ごはんの時間です。
といっても、砂漠のど真ん中で出されるごはん。実はそんなに期待していませんでした。
なんですが!なんと砂漠で食べたタジン鍋がこのモロッコ旅行で一番美味しいごはんだったんです!
ピントのずれている写真しかありませんでした・・・ごめんなさい。
もしかすると、これひとつで4人前ほどの大きな鍋だったからかもしれません。(他では1人前タジン鍋をいただいていました。)
晩ごはんはツアーのメンバー全員で談笑しながら食事をたのしみました。
もちろんコミュニケーションは英語です!
どうやってモロッコに来たのか〜だったり、普段は何をしているのかーなどとたわいもない話をしていました。
ちなみにアメリカ人のカップルはtinder(マッチングアプリ)で出会ったんだけど、そのあとたまたま職場が同じで予期せず対面したんだ!という話をしてくれました。すごいですよね!
そんなこんなですっかり日も沈み、段々と星が輝き始めました。
地元のベルベル民族の音楽を演奏してくれ、特有の楽器を体験させてもらったり。
それに合わせて踊ったり(笑)
大自然の中にぽつんと私たちだけの声と音楽が響いている感覚が不思議な体験でした。
早起きして星空と日の出を眺める
昨晩は月が明るく星があまり見えなかったので、朝4時に起きることに。
普段こんなにも早く起きることはありませんが、ひんやりとした空気の中一人歩くのはとても気持ちの良いものです。
意外かもしれませんが、湿度のとっても低い砂漠では日没後は上着が必須なほど冷え込みます。
その後しばらく経つと、空が少しずつ明るくなっていきます。
周りに何もないまっさらな地平線から、ゆっくりと光が差し込む光景もまた素晴らしい。
あまり日の出に興味が無くても、こればかりは感動しました。
並んでお食事しているラクダの可愛さ・・・。
そこから出発準備を終え、散歩しているとお仕事前のラクダたちが並んでお食事中でした。
羨ましいほどのふさふさまつげに、どこを見ているか分からないまなざし・・・。
そしてひたすら口をもぐもぐさせています。(笑)
正面から見ると可愛くて可愛くて、面白い。
癒やされましたねー!
油断は禁物なモロッコ観光
ここで少し砂漠を離れて、治安の話をしようと思います。
まず、モロッコは特に女性のひとり旅はオススメしません。
できれば二人以上、旅慣れてからや旅慣れた人と一緒に行くと良いと思います。
私は治安の不安もあったので、宿や移動手段をケチらずに確保し宿の方に送迎をお願いしたり、観光もほぼ現地ツアーで単独行動を避けました。
私はモロッコ旅行中、慣れない雰囲気に圧倒されることはあれど、特筆するほど危ない思いをしたことはありませんでしたが、油断は禁物だと思っておいた方が良いでしょう。
子供であれ、侮ってはいけない
これは青の街シャウエンに行ったときに目撃したものです。
写真を撮っていたある観光客に子供達が話しかけています。
その観光客はそのままかわいい彼らの写真を撮っていたのですが、そのあとです。
子供達が観光客にお金を要求していました・・・。
観光客がNOと言うと、じゃあ案内するからさ!と執拗につきまとっていました。
この手口は間々使われるもののようで、撮影をする場合は人があまり映り込まないようにすることが対策になると思います。
私は通り過ぎてしまったのでその後のことは分かりませんが、子供であっても油断は禁物なんだな。と思った出来事でした。
全てが印象的な旅行ができるモロッコ
今回はなつがモロッコで体験した一部をご紹介しました。
モロッコはお世辞にも安全な国だとは言えないですが、それを差し置いても訪れたいほど魅力溢れる国です。
欧米をたくさん旅したけれど、そろそろなにか違う刺激が欲しいなーという方にはモロッコはオススメです。
食文化から街並み、自然、人、何もかもが新鮮でした。
そして今回も、たくさんの場面で英語がとっても役に立ちました。
もともとモロッコ旅行の計画中、言葉が全然違うだろうし英語もどこまで通じるのか分からなかったので不安もあったのですが、蓋を開けてみればモロッコの滞在中、ホテル、お店、レストラン、色々な場所で英語が通じました。
砂漠ツアー参加者との交流、それ以外のツアーも全て英語のツアーを申し込みました。
あらためて、やはり英語を勉強して損なことはひとつも無い!メリットしかない!と実感し、たくさんの自分とは全く違う生活をしている人を見て、話して、また自分の世界が広がりました。
みなさんも、英語力に自信をつけて自分の世界をもっともっと広げてみてみませんか?
オマケ
モロッコで旅したなつ的ハイライトを写真と共に少しお届けしようと思います!
まずは首都カサブランカで訪れた「ハッサン2世モスク」
このモスクはモロッコで唯一他教徒でも入れるモスクです。
1993年に完成された比較的新しいモスクで、アフリカ最大の大きさなんですよー!
外壁も内装も装飾がとっても綺麗でした。
しかも、新しいモスクだけあってスピーカーが隠されていたり、シャンデリアは自動で上下に可動したり。
カサブランカは他の見所はあまりありませんが、時間があれば行っておきたいところです!
こちらの写真は、「青の街シャウエン」
凄くないですか?これが街全体に拡がっています。
調べたところ魔除けの意味で壁をこのように塗ったのがはじまりだそうです。
すこし他の街からは離れているので、行くには時間がかかりますが写真映えを狙うなら絶好のスポットですよ!
さいごにマラケシュのメイン広場の写真です。
マラケシュにはお店が所狭しと並んでいます。
それぞれ鞄のエリアや靴のエリア、モロッコランプのエリアなどに分かれており、夜には食べ物の屋台も並びます。
観光客をぼったくろうとする店員もいるので、しっかり相場を調べてから買い物に挑みましょう!
他にも旅行体験記を紹介しております。
海外旅行のプラン決めで複数の旅行会社へのお問い合わせが必要になると思うのですが、各旅行会社へお問い合わせするのは手間がかかりますよね・・・。
各地域にある専門の旅行会社があるのかも、調べて探す必要が出てきます。
お問い合わせフォームに希望条件を入れていくだけで、各社の予算や見積り・プラン比較・アドバイスがもらえます。
各地域にある専門の旅行会社、つまり旅行のプロフェッショナルからプランをもらうことで、複数の旅行会社にお問い合わせすることの重要さがお分かり頂けると思います!
\完全無料なので、見積もりをぜひ一度お試しくださいね♪/
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪