スーツケースを選ぶとき、何を基準に選んだらいいか迷いませんか?
見た目?材質?軽さ?サイズ?
ぜ~んぶチェックしたいですよね!その中でも特に注意して選びたいのがサイズです!
サイズ選びは重要です!
今回はスーツケースを選ぶ際に気を付けたいサイズの目安と素材やWキャスターついてお伝えしていきますね!
楽しい旅行にするために素敵なスーツケースが見つかりますように♪
■目次
【スーツケース選び方】なぜサイズが重要なの?【おすすめや目安の紹介前に】
以前私が冬にアメリカに2週間滞在したとき、LLサイズの大型のスーツケースを買って荷物を持っていきました。
防寒着もおみやげもたくさん入ってばっちり!だったわけですが、今度は年中熱い東南アジアに同じスーツケースで旅行しちゃったのです。
夏服だと服もかさばりませんよね。
おみやげも小さな雑貨ばかりだったので、結構スペースが余ってしまいました。
おまけに東南アジアは舗装されていない道もまだまだあります。
ガタガタの道を大きなスーツケースを押すのは大変でした。
さらに、車輪まで壊れてしまい持ち運ぶしかなかったからさあ大変!
熱いし でかいし 重いし!! の三重苦に襲われたのでした!
ということで「前の旅行で使ったスーツケースでいいや」と舐めてかかると、痛い目に合ってしまう可能性が高いんです!
ぜひ旅行のスケジュールや目的地に応じて、スーツケースのサイズを揃えてみてくださいね♪
スーツケースの選び方!サイズとおすすめの目安は?
それでは、自分にとってぴったりなスーツケースを見つけるために、どうやって選んだらいいのでしょう。
ここからは悩みがちなスーツケースのサイズの選び方についてポイントを4つにまとめました!
宿泊日数で決める
一般的にスーツケースの容量は1泊10ℓが目安です。
宿泊日数に合わせて選ぶときは以下の容量とサイズを目安にして考えてみてはいかがでしょう?
1~2泊 | 25ℓ(SSサイズ) |
2~3泊 | 26~40ℓ(Sサイズ) |
3~5泊 | 41~60ℓ(Mサイズ) |
5~7泊 | 61~80ℓ(Lサイズ) |
8泊以上 | 81ℓ~(LLサイズ) |
旅行の目的や渡航先、季節、おみやげの量なども考えて容量が足りるかどうか心配な場合は少し余裕のあるサイズを選ぶことをおすすめします。
事前に荷物の量をチェック!
宿泊日数がわかっていてもいまいちイメージがつかめない場合は、実際に収納する荷物の量をチェックしてみましょう!
スーツケースの容量の単位のℓはゴミ袋と同じものです。
なので収納する予定の荷物を一集めにして新品のゴミ袋に入れてみましょう。
どれくらいの容量が必要かイメージしやすくなると思いますよ!
自分で持てる大きさのサイズを選ぶ
スーツケースは時には持ち上げないといけないときがありますよね。
階段やちょっとした段差だったり、私のようにキャスターが壊れてしまったり・・・
そんなときのために、自分の力でちゃんと持ち上げられるものを選ぶ必要があります。
大は小を兼ねると考えて、必要以上に大きいスーツケースを選んでいませんか?
物をたくさん詰め込むと、総重量はかなりのものになります。
また、小柄な方なら自分の体格に合っているかもサイズ選びには重要な判断要素ですね。
お店で直接購入する場合は実際に見てわかりますが、ネット通販の場合は必ず縦横幅の確認もしてくださいね。
特に縦の長さは重要です。
メジャーで自分の体のどの位置までスーツケースの高さがくるのか、しっかり測っておきましょう!
機内持ち込みか?預けるか?でサイズを選ぶ
機内持ち込みの場合
ターンテーブルで周ってきたスーツケースが、凹んでいたり傷がついていたりしたことはありませんか?
日本の空港では丁寧に荷物を扱ってくれることがほとんど。
ですが、海外の空港では乱暴な扱いを受けることも多いです。
待てども待てども自分の荷物が周ってこない!なんてこともしょっちゅう。
他人に荷物を間違えられることもありますし、できるだけ機内に持ち込みたい!という方も多いですよね。
3~4泊以内の旅行で荷物が少ないときには、機内持ち込み用がおすすめ!
国内線・国際線の手荷物持ち込み可の重量・サイズ・個数は以下のとおりです。
重量 | サイズ | 個数 |
1人10㎏以内まで(ハンドバッグなどの身のまわり品を含める) |
(座席が100席以上) 縦・横・高さの合計が115㎝以内かつ3辺の長さが55㎝×40㎝×25㎝以内 (座席が100席未満の国内線) 縦・横・高さの合計が100㎝以内かつ3辺の長さが45㎝×35㎝×20㎝以内 (キャスターやハンドルの長さも含む) |
左記の条件の手荷物1個 身の回り品1個
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機内持ち込み用のスーツケースはこちらで詳しく紹介しています!
預ける場合
長期の旅行や荷物が多いとき、空港内を身軽に歩きたいという場合はやっぱり預けましょう。
無料で預かってくれますが、航空会社の規定のサイズ・重量を超える場合は超過料金が発生するので注意が必要です。
無料で預けられる手荷物の重量・サイズ・個数は以下の通りです。(国際線)
重量 | サイズ | 個数 |
1個あたり23㎏50ポンドまで (ファーストクラス・ビジネスクラスは1個あたり32㎏70ポンドまで) |
縦・横・高さの合計が158㎝以内 (キャスターと持ち手を含む) |
2個まで (ファーストクラスは3個まで) |
参照: ANA国際線
3辺の合計が158㎝以内のサイズが無料となっている航空会社が多いです。
しかし、利用する航空会社のホームページなどで必ず規定のサイズをチェックしておきましょう!
スーツケースの選び方!サイズ以外のおすすめ目安【素材】
スーツケースの材質はハードケースとソフトケースがあります。
ハードケースは硬いプラスチック樹脂でできており、強度と防犯に優れています。
ソフトケースは布製で軽量なのが特徴です。
渡航先や旅行の目的などによって使い分けるといいですね。
ハードケース or ソフトケース、どちらがおすすめ?
それぞれのメリット・デメリットを見て「これだけは譲れない!」という特徴があれば、それを重視して選んでみましょう!
「セキュリティはしっかりしたい!」という方にはハードケースがおすすめです。
また、移動の途中で何度も開け閉めするという方はソフトケース、またはハードケースのジッパータイプをおすすめします。
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ハードケースの特徴
メリット |
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デメリット |
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ハードケースは頑丈なうえ、ロック付きでセキュリティが安心!
雨の日も安心して出かけられますね。
また、ハードケースは開閉部分がフレームタイプとジッパータイプに分かれます。
フレームタイプは開閉部分が金属でできているのでとても頑丈です。
その分重量もあるので、重いものが多いです。
ジッパータイプは開閉部分が布で作られているため軽量で、衝撃を吸収してくれます。
そのため本体が壊れにくいという特徴が魅力のひとつです。
全開させずとも荷物を取り出せるところも良いという声もあります。
しかしその反面、セキュリティ面では布製のためナイフなどで破かれてしまうという心配もあります。
どちらも一長一短ですが、両方の特徴を理解して自分に合う方を選びましょう!
ソフトケースの特徴
メリット |
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デメリット |
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ソフトケースは軽いから気軽に使えます♪
移動中に出したい物があるときは、外側のポケットに入れておけば取り出しも楽々ですね!
ぎゅうぎゅうに荷物を詰めこんでしまえる柔軟性も魅力!
鍵は付属の南京錠などを使えば問題なさそうですが・・・
鋭利な刃物で裂かれたら破けてしまいそうなのがちょっと心配ですね。
スーツケースの選び方!サイズ以外のおすすめ目安【キャスター】
スーツケースを選ぶ他の注目ポイントとしては、キャスター性能も外せません。
特に旅行の快適さはスムーズな移動にかかっています。
ここまでで気になるスーツケース候補が複数ある場合は、キャスターに関しても注目してみてくださいね。
大型スーツケースは4輪、小さいケースなら2輪も
大型のスーツケースのキャスターは4輪のものがほとんどですが小さいサイズなら2輪タイプもあります。
2輪タイプはスーツケースを傾けて引っ張るようにして前輪で走行します。
大きいキャスターを搭載されているものが多いです。
4輪タイプは360度回転し、小回りが利きやすく安定した走行が特徴です。
荷物が多くて重たい場合は安定の4輪タイプをおすすめします。
安定した走行が可能なWキャスター!
Wキャスターとは1つのキャスターに2つのタイヤが付いているものです。
4輪タイプのものなら計8輪のタイヤが付いていることになりますね。
そのためさらに安定した走行が可能になります。
凸凹したガタガタの道でも安心ですね。
その他、キャスターのガラガラという音を軽減させた静穏キャスターというものもあります。
渡航先や自分の旅行スタイルに合わせてぴったりのキャスターを選びましょう。
スーツケースの選び方!サイズ以外のおすすめ目安【ロック(鍵)】
空港でスーツケースを預ける際必ず鍵をかけますよね?
ハワイやグアムなどアメリカ方面へ旅行される方にはTSAロック付きのスーツケースがおすすめですよ。
アメリカの空港では2011年に起きた9.11のテロ以降、TSA(アメリカ運輸保安局)係官が中身を目視で確認することがあります。
そのため、スーツケースには一切鍵をかけないという決まりがあります。
万が一、係官が不審だと思ったときには鍵を壊して中身を確認することもあるそうです。
せっかくセキュリティが高いハードカバーのスーツケースを購入したとしても、付属の鍵を壊されては元も子もありませんよね!
でもTSAロック付きのスーツケースなら、鍵をかけていても大丈夫です。
なぜかというとTSA係官はTASロックを開錠できます。
特別な専用ツールを用いて鍵を開けるので、鍵をかけたまま安心してスーツケースを預けることができます。
やっぱり自分の大事な荷物を守るためには鍵をかけておきたいですね!
南京錠タイプのものもありますよ!
【スーツケース選び方】サイズとおすすめの目安で失敗しない!
スーツケースを選ぶときの目安をまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね♪
- スーツケースはサイズ選びが大事!
- 宿泊日数で選ぼう!
- 事前に荷物の量をチェックしよう!
- 自分で持てる大きさのサイズを選ぼう!
- 機内持ち込みか預けるかで選ぼう!
- ハードケースとソフトケースの特徴を知って自分にぴったりのスーツケースを選ぼう!
- 渡航先や旅行スタイルに合わせてキャスターを選ぼう!
- TSAロック付きスーツケースで安心して渡航しよう!
楽しい旅行にするために素敵なスーツケースを見つけてくださいね!
…ちなみに、私がおすすめするスーツケースはリモワです!
5年間の保証付きで空港に専門の修理店があるくらい、信頼と実績がある老舗メーカーなんです。
「購入するには高くて手が出ない…」という場合は、レンタルで使用感をチェックすることもできますよ♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪