海外旅行に行こう!と決めて、まず最初に必要となるのがパスポートですよね。
パスポートは通常5年~10年使用しますから、顔写真はベストを尽くしたいのが女心というものです。
だからと言って、アプリで加工もできないし国際標準に伴っているので色々制約もあります。
しかも、規格に合っていないと写真が受けとってもらえず、撮り直しが必要になることもあるんです。
国内外問わず身分証明書にもなる公的なものなので、顔にかかる前髪や服装など気を付けたい点は色々あります。


そうならない為にもパスポート写真の規格について知っておく事が大切ですよ!
今回は、海外旅行の準備の第一歩であるパスポート写真の撮影前に知っておきたい服装と前髪のチェックポイントをご紹介させていただきますね!
パスポートの申請や更新に必要な書類に関しては、こちらで解説しています。
写真はパーフェクトだけど、他の物を忘れた!という事が起きないように、ぜひチェックしてみてね♪
■目次
パスポート写真:失敗しない為には?規格を知っておきましょう!

パスポート申請用写真は、国際標準で規格が決められています。
内容は、外務省のサイトでも確認できます。
冒頭でもお伝えしましたが、1つでも条件が満たされていないと受け付けてもらえないので、十分気を付けましょう。
- 申請者本人のみを撮影したもの
- 6カ月以内に撮影したもの
- 正面、無帽、無背景
- 縦45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)
- 背景と人物の境目がはっきりしていること
- カラーでも白黒でも可
- 鮮明であること(焦点が合っていること)
- 明るさやコントラストが適切であること
- 影のないもの
引用:外務省
上記以外でも細かいルールがいっぱいあります。
ルールを守って、自分が気に入るパスポート写真を撮りましょう!

これ以外にもという事は、前髪と服装について細かいルールはあるのかしら?

これから、一緒に確認していきましょう♪
パスポート写真:ポイントを押さえて美しく映える服装を!

規格によるとパスポート写真の服装は自由となっています。
顔の輪郭が洋服で隠れなければ大丈夫です。

服装で気を付けたいことはないかしら?

それが色味と首回り!
パスポートに使用する写真って、ほとんど顔しか映ってないんですよね。
なので、顔映りをよくする為にこだわりたい洋服の色味と首回りについてご紹介します。
服装と背景色の関係
写真撮影において、服装と背景色の相性が重要になります。
規格によると「背景と人物の境目がはっきりしていること」という事なので、そこさえ守れば大丈夫。

服装の色と背景色が同じ色になってしまうと、体と背景の境目がぼやけてしまい規格に合いません。
なので写真屋さんや証明写真機での撮影の場合は、背景によく使われる白やグレーそして水色などのシャツなどは避ける方が無難です。
そうはいっても、顔映りを良くし写真映えする服装の色は白やパステルカラーですよね。
こういった色味はレフ版効果もあるので、顔色を明るく見せてくれます。
もし、どうしても白い服を着たい場合は背景色が白ではない所で撮影してください。
とにかく服装と背景色が同じにならないように気を付けましょう。
- 背景が水色の場合、白い服は光を反射して肌を明るくみせてくれてGood。
- 背景が白の場合は、白い服だと重なってぼやけるのでNG。
- 背景が白い場合は、襟元が開いた色の濃い服装がおすすめ。
印象よく見える服装
パスポート写真の服装は、顔周りが勝負です。
首回りで印象が変わります。
なので、首回りをすっきり見せてくれる服装を選びましょう。
鎖骨が見える程度に襟元が開いている服装は、顔周りがすっきり見えておすすめです。
また、顔型に合わせて襟の形を選ぶのも良いでしょう。
丸顔や四角いあごの方で、顔をシュッと見せたい方はVネックや深めのUネックを着るとバランス良い写真になります。
あごがとがった方など、ふわっとした優しい印象に見せたい方は丸首タイプのものがおすすめです。
襟付きのシャツを着る場合は、ボタンを上まで止めていると硬い印象になりがちなので、ボタンは1~2個開けましょう!
鎖骨をのぞかせるとスリムですっきりと見えます。
逆に首元が詰まった服装やタートルネックなどは、顔が大きく見えてしまうので避けましょう。
また、ボーダーやストライプ、ドットなどの柄物は写真に写るとうねり(モアレ)が出るため、パスポート写真には向きません。
明るい印象の写真を撮るには、ご自身の肌が明るく美しく見える服の色と顔型にあった首回りの服装を選んでみましょう。
色と形が大事です。
意識して選んでみてくださいね。
パスポート写真:失敗しない為に前髪美人になろう!

規格によると、顔の輪郭、目、鼻、口がはっきり写っていれば、髪型は自由です。


- 顔に影がかからないこと
- 眉毛は隠れていても、問題なし
ただし、かつらやウイッグそして帽子などはNG
パスポート写真:前髪について
パスポート写真は、上半身はほぼ映らず70~80%の割合を顔が占めます。
顔の印象を決めるのは、顔の額縁になる髪型です。
特に前髪は、重要ポイントになります。
ただ、規格的には前髪が目にかからなければ何の問題もありません。
でも素敵に撮りたい女性としては、前髪にこだわりたいところですね。
前髪次第で印象が左右されるので、気を抜けません。
規格に違反せずに、素敵に見える髪型のポイントをまとめてみました♪
- 前髪が重いと暗い印象に。
- 清潔感あふれる前髪を演出。
- 前髪は横に流し、額が半分以上見えるように。
- 隠れていても問題はないが、眉毛が見えると美人度アップ。
- 前髪がふんわりしていると陰になる恐れがあるので、パラパラ落ちないようスプレーで固定する。
長く付き合うパスポートに使用する写真です。
ぜひ素敵な前髪を演出しましょう♪
パスポート写真:髪型について
前髪が大事なのはもちろんですが、髪型全体も重要です。
- 髪型の左右差が大きくならないように。
- ハネやボサボサ感が目立たないように、毛先までツヤ感を出して丁寧に整える。
- 鏡を見て、顔に影ができていないかチェック。
せっかくなら美容室で整えて、スタイリングのポイントを伝授してもらうのも一つの手段ですよね。
10年後見返しても、自信を持てる写真にしましょう♪
パスポート写真のNGは?服装と前髪以外で注意すること

パスポート写真の撮影において、服装と前髪のこだわりたいポイントはおわかり頂けたと思います。
では、そのほかに気をつけなければならない点はあるのでしょうか?
服装と前髪以外で特に注意したい目元とアクセサリーについてご紹介します。
パスポート写真:目・目元について
本来の目の形や瞳の色がわからなくなるものはNGです。
カラーコンタクト、そして色付きのメガネやサングラス、またフラッシュで瞳が赤く写ったものは使用できません。
メガネのフレームが太くて輪郭がわからなくなる心配がある場合は、メガネを外して写真撮影するのが良いでしょう。
視力矯正用のコンタクトであれば、瞳の色や形は変わらないので、特に問題はありません。
近年、質問の多いアイプチはOKだそうです。
パスポート写真:アクセサリーについて
顔の輪郭同様、頭の形も重要です。
帽子やヘアバンドそしてウイッグなどは、頭の輪郭が分からなくなるので使えません。
アクセサリーも付け方によっては、顔の輪郭がわかりづらくなるので、外しておいたほうが良いでしょう。
パスポート写真:メイクのポイント

パスポート写真において、メイクもどうしようか悩んじゃいますね。
いつもと同じメイクで大丈夫なのか、写真映りを重視するにはどうすべきか。
普段のメイクがあまり濃くないという方は、ナチュラルメイクより少し濃いめにアイライナーやハイライトなどを入れてあげて目鼻をしっかりさせてあげると顔がぼやけなくていいですよ。
ラメ入りのアイシャドーは、反射するおそれがあるので使わない方が安心です。
撮影の際に白い紙でレフ版のように顔を照らしてあげると、お肌が綺麗に明るい印象に撮れます。
口角をやや上げて軽く微笑むように撮影すると、優しい印象に仕上がります。
ぜひ、鏡に向かって練習してみてください。


パスポート写真の撮影は、ルールを守って美しく挑もう!
海外旅行の準備にかかせない、パスポート写真の服装と前髪についてご紹介させていただきました。
基本的にパスポート写真は規格に合っていれば、どんな髪型や服装でも問題ありません。
一つ重要なポイントとしては、前髪で目が隠れてはいけないということです。
明るい印象を演出するために、重くならないように前髪を流して額を出したり崩れないようにセットしツヤ感をだすことが前髪美人になるための秘訣です。
そして服装に関しては、背景色とかぶらない服の色味を選び、襟元の形にこだわりましょう。
色味を明るく首元をスッキリさせることで、肌を明るく見せて小顔に映り美人度が増します♪
細々した規格の多いパスポート写真の撮影ですが、案外簡単に素敵に撮れます。
ぜひ、今回紹介した服装や髪型、そしてメイクのポイントなどを取り入れて撮影に挑んでくださいね。
今回ご紹介した記事が少しでもお役に立てれば、嬉しいです!
読者様の海外旅行の準備がスムーズに進み、また素敵なパスポート写真になりますよう願っています♪
最近では、写真アプリでもパスポート用の顔写真を撮ることができるってご存知ですか?
こちらの記事では、自宅で簡単に自分が気に入る写真が撮れるアプリを紹介しています。
ぜひ、チェックしてみて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪