ドイツビールは地域で味わいが違う?オススメの種類を大紹介!

 

ドイツって何があるの?

と聞かれたら、読者の皆様はどんなものを浮かべますか?

 

食べ物だとソーセージやカンパーニュ、観光地だとノイシュバンシュタイン城やべルリンの壁と数えればきりがありませんね。

 

いろいろと有名なものは多いですが、やはりビールではないでしょうか?

実はドイツは約5,000ものビールが存在するほど世界屈指のビール大国なんです!

 

ドイツビールは大きく分けて下面発酵ビール(ラガービール)と上面発酵ビール(エールビール)の2種類になりますが、地域によって味わいが違うのをご存じですか?

そこで今回は、ドイツビールの種類を地域別に取り上げていきます。

この記事を読み終えたころにはきっとあなたもドイツビールが飲みたくなるはず!

 

【ドイツビール】オススメの種類①下面発酵ビール

 

ドイツビールは大きく分けて2種類のビールがあります。

ひとつは、下面発酵ビールです。

 

下面発酵ビールは、5度~10度の低温でじっくりと時間をかけて発酵させるビールです。

発酵させる過程で酵母が下に沈殿する様から名づけられました。

俗にいうラガービールです。

 

実はこの下面発酵ビール、醸造家たちの偶然で生まれたものなんだとか!

 

さかのぼること15世紀。

ビールといえばエールと言われたこの時代に、ドイツ南部の都市ミュンヘンでも新たなビール造りをこころみました。

しかしながらミュンヘンの夏は暑く、うまく酵母が育たないことが醸造家の悩みでした。

 

醸造家A
この暑さじゃやっぱりエールのようにいかないな…
醸造家B
暑いのがダメならいっそうのこと、冬の寒い時期に夏の分も仕込むってのはどうだい?
醸造家A
そうだな、どうせなら洞穴とか寒い場所に樽を並べちまえばいいんじゃないか?

 

実際こんなやり取りがあったかはさておき、こうしてラガービールが誕生しました。

 

現代では、ドイツ各地でラガービールが作られるようになり、種類や味わいもその土地ならではの風味が楽しめます。

 

なつ
それでは、おすすめしたいドイツのラガービールを紹介していくよ!

 

デュンケル

デュンケルは、南ドイツ発祥の黒ビールです。

見た目が褐色のためドイツ語:Dunkel(デュンケル=暗い)から名付けられました。

 

味わいは軽く香りも豊かなため、日本人にも飲みやすいドイツビールではないでしょうか。

 

シュバルツ

シュバルツは、ミュンヘンで生まれた黒色の濃いビールです。

今ではドイツ全土で飲まれるポピュラーなビールですがその歴史は古く、なんと1543年に誕生したドイツビールです。

 

味わいはコクがあり麦芽の香ばしさが強めです。

 

ジャーマンピルスナー

チェコで誕生したピルスナーのドイツ版です。

ジャーマンピルスナーは、ドイツ全国で作られている黄金色のラガービールです。

 

味わいはライトでキレがあります。

日本のビールに一番近い味わいではないでしょうか。

ドイツ北部で特に好んで飲まれます。

 

【ドイツビール】オススメの種類②上面発酵ビール

 

ふたつ目は上面発酵ビールです。

20度前後の常温で発酵で酵母を短時間で発酵させる手法を用いるため、酵母が上面に浮かび上がります。

上面発酵で作られたものをエールビールと言います。

 

エールビールは、フルーティーな香りと旨味がしっかりとした濃厚な味わいのドイツビールです。

 

のど越し爽快!

というよりは、ビールの持つ本来の香りと旨味をじっくりと楽しむタイプです。

 

なつ
おすすめのドイツのエールビールも教えちゃいます!

 

ヴァイツェン

ヴァイツェンは、フルーティーな味わいが楽しめるエールビールです。

南ドイツ・バイエルン州で誕生しました。

 

バナナクローブのような香りが特徴的で、苦みも少なくビールが苦手な人にも比較的飲みやすいですよ♪

 

ケルシュ

ケルシュは泡立ちや炭酸が少ない軽めのエールビールです。

ケルンが発祥とされています。

 

こちらのビールは少々特殊で、ケルシュ協定に調印した醸造所でつくられたもののみ、「ケルシュ」と名乗ることができるんだそうです。

選ばれしビールという感じでしょうか…!?

 

味わいは麦芽特有のフルーティーさが特徴的で、エールビールとは思えないほどすっきりしています。

 

ベルリーナヴァイセ

ベルリナーヴァイセは、ビール酵母だけでなく乳酸菌や野生の酵母によって発酵させる少し風変わりなエールビールです。

ベルリンで誕生し、ベルリン近郊で醸造されたものしかベルリーナヴァイセを名乗れません。

 

レモンのような酸味があり、アルコール度数も2.8%と非常に低くいのが特徴的なビールです。

また緑や赤のシロップを入れて飲むのがごく一般的とされていて、ドイツの女性からは大変人気なビールです。

 

ドイツビールは地域で味わいが違うってホント?おすすめの種類を紹介!まとめ

 

今回は、ドイツビールは地域で味わいが違うことを紹介いたしました。

 

まとめ
  • 低温でじっくりと発酵させる下面発酵ビール(ラガービール)
  1. 南ドイツで誕生した香り豊かなデュンケル
  2. ミュンヘンで生まれ、コクがあり麦芽の香ばしさが強めなシュバルツ
  3. ピルスナーのドイツ版、日本のビールに一番近いジャーマンピルスナー
  • 常温で発酵させる上面発酵ビール(エールビール)
  1. 南ドイツ・バイエルン州で誕生し、バナナやクローブのような香りが特徴的なヴァイツェン
  2. ケルンで生まれ、フルーティーさとエールビールとは思えないすっきりさが特徴的なケルシュ
  3. ベルリンで誕生し、レモンのような酸味&低アルコール度数の、飲み方が面白いベルリナーヴァイセ

 

どのビールも、日本のものとは違った味わい方が楽しめます。

ドイツへ行く際は、観光とあわせて美味しいビールをぜひ堪能してくださいね♪

 

ドイツのホテルやレストランでは英語も通じます。

特定のフレーズを覚えるだけでスムーズに予約できますよ♪

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ドイツビールを楽しんだ後は、イタリアの美味しいパスタを食べに足を運ばれてはいかがでしょうか?

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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

 

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