皆さん、台湾と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
タピオカジュース、かき氷、小籠包・・・などなど。
食べ物がおいしいというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
日本でも台湾の食べ物は人気ですよね!
ところで、それを本場で食べたくないですか?
台湾は日本から、飛行機でたったの3~4時間なのです!
「ちょっとおいしいもの食べにいこう!」と国内旅行感覚で週末にでも行ける国ですね!
そこで、今回は私の台湾旅行をもとに旅行の前に知っておきたいこと、弾丸旅行のモデルコースをご紹介します。
是非、最後までご覧ください。
■目次
台湾が旅行先として人気な理由
台湾が旅行先として人気な理由はその手軽さと安心感です。
具体的には...。
- 日本から3時間で行ける(時差1時間)
- 治安が良い
- 人が親切
- 物価が安い
台湾の街を歩いていると日本と似た雰囲気を感じることができます。
同じアジアというだけでなく、戦前、日本が統治していたことが影響しているようです。
台湾の公用語とは
日本と似た雰囲気の台湾ですが、日本語も通じるのでしょうか?
台湾の公用語は中国語(北京語)です。
この北京語に加えて、南部では台湾語も使われているみたいです。
しかし観光目的なら中国語を習得しなくても問題ないです。
私の印象としては観光地では簡単な言葉なら日本語も英語も同じぐらい通じます。
例えば値段を聞くときに「いくら?」「How much?」などです。
大体の印象は以下の通りです。(○=通じる △=簡単な言葉なら通じる ×=通じない)
- ホテル→英語:○ 日本語:△
- タクシー→英語:△ 日本語:△
- コンビニ→英語:△ 日本語:×
- レストラン→英語:○ 日本語:△
駅の表記やレストランのメニューは中国語or英語のところが多いので英語が読めた方が安心です。
こちらは2018年にEF実施した各国の英語能力指数の結果です。
引用:EF
英語のレベルは日本とあまり変わらないようですね。
観光地や若い人には簡単な単語なら通じる感じです。
台湾の学校では日本語の授業もあるので、日本語で何とかなったという人も多くいると思います。
でも、せっかく私たちは英会話を学んでいるんですから、英語で積極的に話しかけてみましょう。
こちらでは、海外旅行で役立つ英語のフレーズを紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
台湾の通貨とは
台湾の通貨は台湾元です。
中国本土で使われている人民元とは違い、台湾で流通している通貨です。
その他にもニュー台湾ドル、新台湾ドル、圓(ユェン)、塊(クァイ)と呼ばれます。
言い方がいっぱいあってややこしいですが、全て同じ通貨のことです。
為替レートは1元=3.3~3.7円です。(旅行前にレートは確認しておきましょう!)
買い物するときは大体3.5を掛ければ日本円に変換できるということですね。
紙幣は100元、200元、500元、1,000元、2,000元。
硬貨は1元、5元、10元、20元、50元です。
しかし、200元は日本で言う2,000円のようにあまり出回っていないようですね。
また、台湾ではチップを払う必要はありません。
しかし諸外国、特に英語圏ではチップ文化が浸透している国が多くあります。
各国のチップ事情はこの記事にまとめていますので、ぜひチェックしてみて下さいね!
台湾での移動手段とは
台湾の公共交通機関はとっても便利です。
台湾版Suicaとも言える悠遊カード(英語名:Easy Card)をゲットすると電車、バス、なんとタクシーやコンビニでも使えます。
カード自体は、駅やコンビニで購入できます。
私は空港で台北駅行きの電車に乗る前に買いました。
カード発行には100元掛かります。
一回購入するとカードの有効期限はないので、チャージさえすれば永遠に使えます。
使い方も簡単で日本の駅と同じように改札にはカード読み取り機があるので、Sensor Zoneというところにピッとタッチするだけです。
このとき残高が出るので確認しておきましょう。
Fareというのが運賃、Balanceが残高です♪
2泊3日観光モデルコース
今回は夜に着き、2日目に1日観光、3日の夕方帰るという旅でした。
最初は忙しい旅になりそうと思っていましたが、交通機関を使いこなせたおかげで案外ゆっくり回ることができました。
週末弾丸旅行でも行けるコースなので是非、参考にしてみてください。
夜市でお手軽晩御飯
今回は台北を中心に色んな観光地へ行く予定だったので、ホテルを台北の中心地に取りました。
桃園空港から台北駅までは空港MRTで1本で移動できます。(所要時間40分)
ホテルに着いたののが夜の10時くらいだったのですが、夜市で遅めの晩御飯を取ることに!
台北には夜市が沢山あります。
- 士林夜市(台北最大級の夜市)
- 饒河街夜市(アクセス抜群の大きな夜市)
- 寧夏夜市(B級グルメが豊富な夜市)
- 雙城街夜市(24時間オープンの夜市)
雙城街夜市のように24時間営業でなくとも夜中の1時や2時まで空いているところが多いんですね。
今回はガイドブック等に載っていなかったのですが、ホテルから近いという理由で遼寧街夜市に行ってきました。
遼寧街夜市は観光客というよりは地元の人が多いようです。
100mくらいの一本道にずらっとお店が並んでいます。
こじんまりしていて人も多くありませんでした。
人混みが苦手という方にとってはおすすめな夜市ですね。
さっそくお店に入って注文してみました。
こちらはエビ卵炒めです。エビがビックリするほどプリプリしていて、下味もしっかりついていておいしかったです。
こちらは海鮮炒飯です。
店員さんにnoodle or rice?と聞かれたので焼きそばみいたにもできるのかもしれません。
十扮でランタンに願い事
翌日は台湾の人気観光スポット十扮と九扮へ行くことにしました。
台北中心地からは十扮の方が近いので午前中は十扮、午後から九扮へ向かう行程です。
台北駅から十扮までは一度乗り継ぎをします。台北駅→瑞芳駅→十扮駅という道のりです。
瑞芳駅までは台湾鉄道(台湾鉄、TRA)で向かいます。
列車にはいくつか種類があります。
- 普悠瑪(Pyuma)…予約制で指定席のみの特急(76元)
- 自強(Tzechiang)…予約制で指定席か立ち乗りの快速(76元)
- 莒光(Chukuang)…予約制で指定席か立ち乗りの急行(59元)
- 區間快(Fast Local Train)…自由席の快速(49元)
- 區間車(Local Train)…自由席の各駅停車(49元)
事前予約なしで乗れるのは區間快(Fast Local Train)と區間車(Local Train)のみで、ちょうどタイミングよく来た區間車(Local Train)に乗りました。
実は一番早い特急と比べても10分ぐらいしか違わないのです♪
駅の掲示板は中国語、英語が切り替わるようになっています。
観光地では日本語が比較的通じるとは言ってもこういったところで英語ができると安心なんですね!
40分くらいで瑞芳駅に到着!
ここから十扮まではローカル線に乗るのですが、1時間に1本しかありません。
待ち時間なく行くなら、事前に時間を調べておくことをお勧めします。
しかし、瑞芳にもお店があるので一回降りて散策するのもありですね。
私は30分程度時間があったのでカフェに行ってみました。
こんなおしゃれなカフェがあるんですね!
電車の時間になり、30分ほどで電車に揺られ、十扮に到着!
線路の脇に飲食店やお土産屋さんがずらっと並んでいます!
列車が来なければ線路の上を歩いたり、ランタンを飛ばしたりできるのですが、列車が来たら駅員さんの合図とともに、皆さーっと退きます。
目の前を通る列車は迫力満点でした!
ちなみにランタンは色によって願い事が決まっています。
- 赤:健康、安全祈願
- 黄:金運
- 青:仕事運
- 紫:学業運、試験の合格祈願
- 白:厄除け、家内安全
- オレンジ:愛情運や結婚運
- 緑:成功、明るい未来について
- 濃ピンク:出会い、良縁祈願
- 薄ピンク:日々の喜び、幸福祈願
お値段はお店によって変わるかもしれませんが、私が行ったお店では1色150元、4色200元、8色350元でした。
墨で書道みたいに願い事を書いていきます。
飛ばし方についてはランタンを買ったお店の人が教えてくれて、写真も撮ってくれました。
台湾のナイアガラの滝に感動
十份にはランタンだけでなく、十分大瀑布と呼ばれる大きな滝があり、こちらも観光スポットです。
十扮駅から徒歩で20分くらいですが、道が舗装されてないと聞いたので今回は往復200元でタクシーに乗りました。
十扮駅付近にはこの滝へ行くタクシーが何台も停まっているので、探すのには困らないので安心して下さいね!
台湾のナイアガラと呼ばれているそうです。
落差約20m、幅約40mの滝は迫力満点で真夏でしたが涼しい風をもたらしてくれました。
九扮でインスタ映えの写真を撮ろう
十扮から九扮へは瑞芳駅へ戻り、バスに乗る方法が一般的ですが、今回はタクシーで行きました。
九份は『千と千尋の神隠し』の舞台になったことでも有名ですよね!
細い小道や赤い提灯はノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。
街の雰囲気だけでも絵になりますが、食べ物も絵になるんです!
こちらはタピオカジュースです。
ちなみにタピオカジュースは英語では何というか知っていますか?
「Bubble Tea」と言います。
Bubble=泡 Tea=お茶で直訳だと泡のお茶。
タピオカが泡みたいに見えるからなんですね。
こちらのお店はバリエーションも多くボリュームたっぷりでとても美味しかったです。(ちなみに日本には原宿に1店舗あるみたいです!)
機会があったら是非みなさんにも飲んで欲しいです。
そして小籠包も台湾では有名ですよね。こちらは8個で120元でした。
外はもちもち中はジューシーなスープでいっぱいでした。
残念ながら、今回は明るいうちに帰ってしまいましたが、夜は提灯が灯り一段と綺麗になります。
西門町でお土産調達
3日目は夕方の便で帰ることになっていたので、午前中はお土産を買いに行きました。
西門町は台北駅からMRTで1駅です。
日本で言うと原宿のような雰囲気です。
B級グルメ、スイーツ、洋服など若者が楽しめる場所です。
10時くらいからちらほらお店が空いてきて、11時になったら観光客も増えてきました。
観光客向けのお土産屋さんも多いのでここで買うことをおすすめします!
同じお菓子でも空港では倍の値段で売っていたので、お土産を市内で調達しておいて正解でした。
台湾観光は弾丸でもゆっくり楽しめる!英語は読めると助かる!
今回は台湾へ行く前に知っておきたい事、そして2泊3日のモデルコースをご紹介しました。
台湾では日本語もある程度通じますが、英語表記しかないところもあるので、英語が読めると助かると思います。
格安航空を使えば、国内旅行並みの価格で行ける台湾。
弾丸旅行のお役に立てば幸いです。
また、現地でも近くの観光、お店や地図を調べるのには、ルーターをレンタルされる事をオススメします。
旅行って実際に行くだけでなく、プランを立てたり旅行記を読むのも楽しいですよね。
まだまだ他にも旅行記を書いていますので、旅程を考える参考に、なつの旅行記シリーズをぜひ読んでみて下さい!
海外旅行のプラン決めで複数の旅行会社へのお問い合わせが必要になると思うのですが、各旅行会社へお問い合わせするのは手間がかかりますよね・・・。
各地域にある専門の旅行会社があるのかも、調べて探す必要が出てきます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪